アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

夏のおすすめ【クラシック曲10選】涼しく過ごせる有名曲も…♬

元気をもらう

ビゼー:アルルの女【感想とあらすじ解説|3枚の名盤聴き比べ】劇中、一度も姿を見せないナゾの女

心地いいメロディがいっぱい! 劇中、姿を見せない「アルルの女」のナゾ!! ビゼー: 「アルルの女」組曲第2番:メヌエット 物語としては悲劇。 それなのに、全体的に「音楽は、明るくて元気なものが多い」のが特徴です。 メロディも美しいですね。 [:contents…

チャイコフスキー:1812年【3枚の名盤解説|感想】思い切り気持ちを高揚させよう!

大砲をぶっぱなすド派手な演出! ロシアの勝利と凱旋を祝う景気のいい1曲!! 自分の気持ちをバク上げしたい時に聴こう!!! チャイコフスキー: 祝典序曲「1812年」 大砲炸裂! カテドラル(大聖堂)の鐘も鳴り響く!! そんな、 むっちゃ元気にしてくれる「…

モーツァルト:フィガロの結婚【あらすじと2枚の名盤を解説|感想】恋とはどんなものかしら

親しみやすい旋律と、 ほれたはれたのドタバタ劇! 気持ちが沈んだ時に聴きたい♫ 歌劇「フィガロの結婚」序曲 素晴らしい歌が、ギュギュッと詰まってる名作オペラです。 今回は、そのあらすじと魅力を解説です。 【解説】モーツァルト:フィガロの結婚 モーツ…

【モルダウ】スメタナ:交響詩《わが祖国》より【感想と3枚の名盤解説】国を思い、人を思い、音楽を思う大切な気持ち

壮大で、スケールが大きい チェコの第2の国歌ともいわれる《モルダウ》 川の流れのごとき音楽が、あなたを癒やしてくれる! スメタナ: 連作交響詩「わが祖国」:モルダウ チェコの独立への思い、夢、希望がつまった、スメタナ:わが祖国、その中でも、もっとも…

ベートーヴェン:ピアノソナタ《ワルトシュタイン》【感想と名盤と4枚解説】第1楽章は、まるで駆け抜ける白馬!

駆け抜けろ白馬!! 失意から、再起へと向かう時に聴きたい♫ 「ワルトシュタイン」:第1楽章 失恋、聴覚障害からの自殺の決意。 そんな失意の思いから、ベートーヴェンを救ったものは…? [:contents] 【楽曲を解説】ベートーヴェン:ピアノソナタ《ワルトシュ…

ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》【3枚の名盤解説と感想】傑作カルテットの素晴らしさ!

楽天的な傑作カルテット! まぶしいくらいにワクワクしてる時に聴きたい♫ ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》 第2楽章は、ドイツの国歌としても有名。 親しみやすいメロディの宝庫の、ハイドン:弦楽四重奏曲第77番《皇帝》の解説です。 [:contents] 【第…

シベリウス: 交響詩《フィンランディア》【3枚の名盤を解説|感想】壮大な合唱版の感想もあり

独立を目指すパワー!【楽曲を解説】シベリウス: 交響詩《フィンランディア》壁を乗り越えたい時に聴きたい。気持ちが高まる1曲今回は、元気なれるシベリウス: 交響詩《フィンランディア》の解説です!シベリウス: 交響詩《フィンランディア》のパワフルなエ…

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲【3枚の名盤を解説|感想】明るい第3楽章も聴きどころ

重厚感のある趣(おもむ)きとさわやかなメロディが満載!ブラームスのいいトコロがつまった1曲【楽曲を解説】ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 重厚で、また交響曲的な広がりのある、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲の、こんな解説があります。 この曲を捧げ…

R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》【3枚の名盤解説と聴き比べと感想】誰だってみんな英雄だ!

「何かにいどむ!それが英雄!」ビジネスパーソンだって、英雄!! みんな、生きてるだけで、英雄だ!!!交勇壮な交響詩ひとにぎりの勇気が必要な時に聴きたい!英雄の物語!!【楽曲を解説】R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》R.シュトラウス:交響詩…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番【3枚の名盤解説|感想】澄んだ空の青さのようなさわやかさ

たまった感情のチリを、落としたい時に聴きたい♫ 澄みきった音の魔法に、かかっちゃおう! モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲 第3番 第1楽章 清らかな香気と、躍動する霊感(インスピレーション) 心をきれいに洗える名曲!! [:contents] 【解説】モーツァ…

ベートーヴェン:交響曲第7番【5枚の名盤の感想と解説】強烈なスピード感とワクワクの1曲!!

日頃のうっぷんを晴らしたい時に聴きたい! 自由奔放! 痛快無比! 激しいインパクト!! ベートーヴェン: 交響曲第7番:第1楽章 のだめカンタービレのテーマ曲に使われて、一躍有名になり、ベートーヴェンの交響曲のなかでも、ひときわパンチが効いてノリが…

プロコフィエフ:組曲《3つのオレンジへの恋》【行進曲の感想|名盤3枚の解説】ノリとリズムがイイね!

やる気が起きない時に効く(聴く) ウツ病にかかった王子の冒険物語り!! 「3つのオレンジへの恋」 行進曲 ちょっとイライラする! そんな時、外向的な人は、怒りが爆発しちゃうし、内向的な人はウツウツしちゃう…。 今回紹介する、プロコフィエフ:組曲《3つ…

ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》【5枚の名盤解説と感想】ダダダダーン!の秘密

運命に打ち勝ちたい時に聴きたい! もうひと踏ん張りの 勇気がほしいときにもオススメ!! ベートーヴェン: 交響曲第5番「運命」:第1楽章 どんな運命に、もて遊ばれたって、未来を信じて人生を、歩みたいものですよね。 今回は、「ダダダダーン!」で、有名な…

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番【2枚の名盤解説|感想】旋律の美しい「おとたま」に触れてみよう!

《クシャッと、よじれた心をもとに戻したいときに効く(聴く)》。 魅惑する旋律美とあたたかさ さあ、耳と心を澄ませよう♫ ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番:第3楽章 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示…

マーラー:交響曲第1番《巨人》【3枚の名盤解説|感想】巨人のごとく成長をめざす青春!

感情を開放したい! そんな時は《巨人》の 音世界にひたってみよう! マーラー: 交響曲第1番「巨人」:第2楽章 マーラー:交響曲第1番《巨人》は、マーラーの交響曲の中では、親しみやすい旋律が詰まっていて、聞きやすい1曲になっています。 とても若々しく…

レスピーギ:交響詩「ローマの松」【3枚の名盤|感想と解説】豪華絢爛!ローマの街を音楽で駆け抜ける!!

澄みきった その空の青、見上げれば 雄々しく松がそびえ立つ!! レスピーギ: 交響詩「ローマの松」:ボルゲーゼ荘の松 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインして…

ビゼー:組曲「カルメン」【感想とおすすめ名盤を解説】燃える前奏曲とあらすじ

恋の炎!たぎる情熱!燃える感情は止めらんねえ!!不良なヤツらが活躍し、嫉妬にかられた人殺しもアリ!!そんな、いかにも柄が悪い内容であっても、人気。ビゼー:組曲「カルメン」のあらすじと、その魅力を解説です!

ハイドン:交響曲第94番《驚愕》【おすすめ名盤3枚の解説|感想】トリビアなイタズラで「ビックリ!」させちゃおう!!

「そこのご婦人方!演奏中ですよ。」「居眠りなんかしないで聴きなさいよ!!「…ったく…もう…」とは聴衆の前では言えません。そこで、ハイドンの考えた、秘策を盛り込んだ1曲がコレ。そう、この、ハイドン:交響曲第94番「驚愕」なのです♫ハイドン:交響曲第…

ブラームス:ハンガリー舞曲集【感想と名盤3枚も解説】異国情緒とノリの良さが心地いい!

エキゾチック要素、満載!太陽のような明るさと、かすかに感じる哀しみと…。ハンガリーの民族舞曲、チャールダーシュ。 これを聴いて非常に感動したブラームスは、110冊ものチャールダーシュの楽譜を集めました。そして、この中からメロディの素晴らしい部分…

シューマン:交響曲第1番《春》【特徴ある名盤を解説|感想】春を迎えるよろこび!

メロディよければ心地いい!もっとシンプルに「春」楽しもう!!「シューマンはオーケストレーションがイマイチ…。」 そんな特徴、あるいは意見があります。 オーケストレーションとは、様々な楽器の持つ「性格」や「特徴」を理解して、効果的に音楽を作り上…

シェエラザード【千夜一夜物語】【あらすじとおすすめ名盤3枚の解説|感想】「美しき王妃との夢時間!」:R・コルサコフ作曲

「アラジンと魔法のランプ」、「シンドバッドの冒険」、「アリババと40人の盗賊」誰もが知っていて、誰もがワクワクした思い出のある物語!!これ、実は、あるひとりの勇気ある王妃の語り続けた物語であったってご存知でしたか?サーサーン朝ペルシャの時代…

モーツァルト:交響曲36番「リンツ」【名盤3枚の解説|感想】たのもしく、明るい曲で元気になろう!

燃える緑が、グングン色づく力強さを感じる1曲!「新緑が元気に、生い茂っていくような、新鮮な感動」モーツァルトの思いも反映してか、明るくて元気な、希望に満ちたメロディに満ち満ちていますね。

ジュピター(木星)「ホルスト:組曲『惑星』」【その魅力と名盤を解説|感想】宇宙を耳で感じよう!!

時代の変化の中、何度だって「復活」をとげる!だって、これぞ、宇宙的なる音楽詩篇!!2003年、日本では平原綾香が、ジュピター(木星)を歌ったことで、有名になりましたね。何度も復活を遂げる不屈の名曲!それが、ホルスト:組曲「惑星」なのです!!

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番【名盤5枚の解説|感想】華麗さと憂いの中に、癒やしの光を感じとろう!

弾(はじ)けるような感情と、憐(あわ)れみ深いあたたかさ、たくさんの変化が楽しめる名曲ですね。ロシアの作曲家チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」は、「さみしさ」や「つらさ」や「やるせなさ」の要素を含みます。けれども、そこから一転!「ズバ…

ラヴェル:ボレロ【かっこイイ!名盤6枚を解説と感想】盛り上がりが圧倒的!クセになる!!

オーケストラの魔術師の面目躍如!弾むリズムに心、踊らそう!!「コラ!われ!」 そう言われて、振り向くと、「ここ、数値、入力が間違っとるやんけ!!」と、間髪入れずに、たたみかけてくる上司がいるではありませんか。

メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」【感想と名盤5枚の解説】すがすがしい朝の光を浴びに行こう!

名盤解説。こんこんと湧き出る泉に触れてみよう。このメンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」の抜けるような透明感のある曲はある意味、少年時代特有の純粋な心があってこそ書けたのかなとも思ってしまいます。美しく澄んだ、こんこんと湧き出る泉を思わせる2つの…

オルフ:《カルミナ・ブラーナ》【3枚の名盤と感想|あらすじと解説】歌って踊って、楽しもう!

名盤の解説。紅(べに)をひけ!彼をつかまえ踊れや踊れ! 賭博しようぜ、酒飲もう!!「おお運命の女神よ!」が映画やドラマ、また、さまざまな番組のBGMとして使われて有名な曲です。それでは、オルフ「カルミナ・ブラーナ」の中でも印象的な歌について、…

R.シュトラウス:「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」【2枚の名盤解説と冒険物語|感想】

名盤解説。品のないイタズラもたまにはいいよ。 子どもに帰って、愉快に人を驚かそう! 「昔むかし、あるところに、ティル・オイレンシュピーゲルという男がおりました。 とてもいたずら好きで…」と始まる部分は、弦楽器の織りなすハーモニーで語り出されま…

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」【名盤2枚の解説と感想】勇気りんりん、未来の自分からの希望の手紙

名盤解説。新世界に堂々と立つ「未来の自分」から届く手紙を握りしめ、走り出そう!いきなり勇ましくも、力強い雷が落ちるがごとき音楽が展開していきます。 これは、まるで、物語りに出てくる巨人がいきなり眠りから目を覚まし、暴れまくるイメージにも取れ…

J.シュトラウスⅡ世:ワルツ「美しき青きドナウ」【2枚の名盤も解説|感想】ウィンナ・ワルツに心も踊らせよう♬

名盤解説。超有名!ワルツのリズムに心も体もワクワクさせよう♬ 「オーストリアの第2の国歌」とも言われるくらい超有名な名曲ワルツであり、ウィーンっ子の心の音楽なのですね。 今回はこのシュトラウス2世「ワルツ『美しき青きドナウ』」についての解説です…