ひっくり返そう
おもちゃ箱!
するとオモチャが歌い出す♫
イエッセル: おもちゃの兵隊の行進曲(「キユーピー3分間クッキング」原曲)
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- 「キユーピー3分間クッキング」テーマ曲
- くるみ割り人形
- おもちゃの交響曲
おもちゃをテーマにしたクラシック曲ってウキウキ楽しくなってくる!
さて、今回は、そんなおもちゃの活躍するクラシック曲を紹介です。
《キユーピー3分間クッキング》のテーマ曲
「超」が付くくらいの長寿番組「キユーピー3分間クッキング」で流れるおなじみの曲。
原曲は、レオン・イエッセル作曲のおもちゃの兵隊の行進曲です。
夜に子どもたちが眠りに落ちると起き出して、勇ましく行進を始めるおもちゃたち…。
そして朝がやってきて子供たちが目を覚ますと、いちもくさんに…そして、そそくさとオモチャ箱へと帰っていく…。
そんな情景を描いています。
夜に子どもら遊びだす…
夢の世界で遊びだす…
遊びに行ってるその間
ひょっこり起き出すおもちゃたち…。
隊列組んで、大行進…!
あちらもこちらも大行進!!
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!大行進!!
楽しく遊ぼう!大行進!!
…と、
やがて朝来て子どもらは、
お目々をゴシゴシ目をさます…。
さあさ、急げや大急ぎ!
おもちゃ箱へと帰ってく…。
なんにもなかったことのよに…。
そんなイメージの短くも可愛らしい1曲です。
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バレエ音楽《くるみ割り人形》より「小序曲」
チャイコフスキーの代表的なバレエ曲。
少女クララとくるみ割り人形が、ねずみの軍隊と戦う物語。
チャイコフスキーらしい優美な旋律が、とこどころに散りばめられていて素晴らし名曲です。
おもちゃの交響曲
もともとはハイドンの作曲ではないかと言われていた「おもちゃの交響曲」です。
ただ、その作風からして、どうも違うのではないか、「むしろ有名なハイドンの5歳下の弟(ミヒャエル・ハイドン)の作品ではないか」とも言われた時期もありました。
さらにその後、あの有名なモーツァルトのお父さんである「レオポルトが作曲したもの」との説が確立します。
なぜなら、ある図書館で見つかったレオポルトが残したカッサシオン(セレナーデのような形式の管弦楽曲)7曲の中の一曲がこの「おもちゃの交響曲」であったからです。
この説は長い間、変わりませんでしたが、1992年になんとオーストリアのチロル地方のある修道院から「おもちゃの交響曲」の楽譜が発見されます。
作曲者はエドムント・アンゲラーという神父さんで、1770年ころに書かれたこともわかりました。
楽譜が発見された修道院からほど近いバイエルン州のベルヒテスガーデンは木製おもちゃ製造で著名な地ということで、今ではこのエドムント・アンゲラー作曲説が有力です。
ともあれ、この「おもちゃの交響曲」は親しみやすいメロディと遊び心でいっぱいで微笑ましいのです。
そして、曲中では実際に「おもちゃ屋さんに売っているおもちゃ」を楽器として使用しています。
つまり、
- カッコウの声のする笛
- ウズラの声のする笛
- ラッパ
- 太鼓
- ガラガラ
- メス鳥の笛
- トライアングル
などですね。
なんとも素朴で純粋な響きのする交響曲ですよ。
ゴリウォーグのケークウォーク
ドビュッシーのピアノ曲《子供の領分》の6曲目が、この「ゴリウォーグのケークウォーク」です。
イギリスの絵本に登場する黒人の男の子の人形が、「ゴリウォーグ」です。
そして、「ケークウォーク」とは、黒人によるおどけた踊りのことを言います。
なんとも軽快で愉快な1曲です。
バレエ音楽《コッペリア》より「ワルツ」
コッペリウス博士が作り出した人形の「コッペリア」 。
青年フランツは「コッペリア」が人形であることを知らずに恋をしてしまいます。
恋人のスワニルダと婚約までしているのに…です。
コッペリアという言わば「おもちゃ」を中心に繰り広げられるドタバタ展開のファンタジー作品です。
【まとめ】
さて、おもちゃが活躍する!【クラシック音楽5選♫】は、いかがでしたか?
おもちゃテーマのクラシック音楽は
- 素朴で
- 軽快で
- 楽しい
退屈な毎日に、そんなウキウキしちゃうクラシック音楽を聴いて気分転換をしちゃうっていうのもアリなのでは…。
そんなわけで…
『ひとつの曲で、
たくさんな、楽しみが満喫できる。
それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』
今回は、以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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