ぎゃあああああ!
し、し、し…
死者がよみがえる~♫
日本でも、文化としてずいぶん定着してきたハロウィンです!!
そこで今回は、
【ハロウィンっぽい!!】クラシック音楽17選
というテーマで、
- 背筋が凍って、恐ろしい
- 不気味…
- しかもホラー映画っぽい
…それでも、やっぱり楽しいかも…!
そんな、クラシック曲を紹介。
ハロウィンの時、クラシック音楽とともに楽しむためのご案内が出来たならこんなにうれしいことはありません。
【管弦楽曲7選】
魔法使いの弟子:デュカス作曲
クラシック音楽を堪能できる、ディズニーのオムニバス的な映画《ファンタジア》。
その中でも特に名作と言われているのが、この《魔法使いの弟子》です。
ミッキーが《魔法使いの弟子》として活躍するハロウィンにピッタリの1曲でもあります。
ロメオとジュリエット:プロコフィエフ作曲
ソフトバンクのCMでも有名。
プロコフィエフ作曲のバレエ音楽《ロメオとジュリエット》の中の1曲である「モンタギュー家とキャピュレット家」です。
名家の持つ
- 重厚で
- 厳格で
- 規律正しい
そんなイメージを表した1曲ですがなかなかどうしてハロウィンにも合いますね。
交響曲第11番《第2楽章》:ショスタコーヴィチ作曲
(ぜひぜひ、26分00秒あたりから29分40秒あたりまで聴いてみてくださいね~。)
「これぞ名作ホラーの世界だわ~!! 」
というくらい怖い1曲!
まさしく、死者がよみがえってきて「復讐せん!」として襲ってくる感じです!
動物の謝肉祭:《水族館より》:サン=サーンス作曲
なんとも幻想的でありながら「怖さも感じる 」1曲。
本来は水族館で気持ちよく泳ぐ魚が描かれているのですが…。
幻想交響曲:第4楽章《断頭台への行進》:ベルリオーズ作曲
ベルリオーズ:幻想交響曲は全編を通して、デモーニッシュでエキセントリックな雰囲気が漂っています。
ベルリオーズ自身、少し幻覚を見ていた可能性がチラリとうかがえます。
交響曲《未完成》第1楽章:シューベルト作曲
悲しい調べの中にどこか「恐ろしい」雰囲気をもったシューベルトの名曲です。
作曲の途中で挫折することの多かったシューベルト。
次々と降りてくるあの世からのインスピレーションの多さに戸惑い、整理もつかずただただ、それこそ取り憑かれたように作曲していたのかも…。
そんなシューベルトの未完成の作品の中でも美しく、ある意味「完成された名曲」が「未完成交響曲」ですね。
くるみ割り人形《こんぺい糖の踊り》:チャイコフスキー作曲
透明感のあるチェレスタが印象的な曲ですが、どことなく怖さが漂っているような…。そんな、なんとも言えない不思議な味わいをかもしている曲です。
【室内楽曲、ピアノ曲5選】
トッカータとフーガ:バッハ作曲
悲劇的な場面で、よく使われるバッハの有名な曲です。
なんとも堂々としていながら、恐ろしい1曲でもあります。
グノシエンス:サティ作曲
こんなに暗くて、しかも怖いピアノ曲はそうそう無いですね。
フランス人作曲家サティの、フランス的エスプリの効いたオシャレで怖い楽曲です。
弦楽四重奏曲《死と乙女》第1楽章:シューベルト作曲
描かれているのはまさしく「死」を目前にした「乙女 」。
乙女:
あっちへ行って!
残酷な死神よ!
私はまだ若いのよ。
行っておしまいなさい。
私に触れないで!
死神:
さあ、手を取るのだ。
美しく可憐(かれん)な君よ。
むしろ、あなたは、私の友人。
夜のガスパール《オンディーヌ》:ラヴェル作曲
怖さと美しさが共存した名曲ラヴェル作曲の《夜のガスパール》の中の1曲であり、水の精であるオンディーヌの姿が描かれています。
《浄められた夜》:シェーンベルク作曲
弦楽四重奏曲版と、管弦楽版もある《浄められた夜》です。
「怖い」というよりは「癒やし」に近いかもしれません。
ただ「夜の薄暗い感じ」はありますし、背筋が凍るような耽美(たんび)な魅力のある1曲です。
【声楽曲5選】
レクイエム《怒りの日》:ヴェルディ作曲
その壮絶さや運命的な響きは印象に残ります。
数あるレクイエムの中でももっとも有名な曲と言っていいでしょう。
カルミナ・ブラーナ《おお、運命の女神よ》:オルフ作曲
世俗の楽しみを謳歌するさまを歌った、オルフ作曲の《カルミナ・ブラーナ》。
この冒頭の1曲は、怖いのに元気が出てきてパワーがみなぎってきます。
まさしくハロウィンに聴くのにいいかも…
魔王:シューベルト作曲
父親が馬に乗り、病気の子どもを抱えて進みますが、そこに魔王がやってきて追いすがります。
歌い終わると子どもは息絶えている。
そんな怖い歌曲です。
レクイエム《呪われし者どもを罰し》:モーツァルト作曲
3大レクイエムのひとつであるモーツァルト作曲の名曲です。
「激しき炎をもって、彼ら、判決をくだす!!」
怖っ…!!
そんな死の際における「裁きの場面」を歌っています。
ドン・ジョヴァンニ《晩餐に招かれやってきた》:モーツァルト作曲
「たしかに殺したはずの騎士長が…なぜ…?」
主人公のドン・ジョヴァンニの目の前に墓の中から、よみがえってやってきた殺したはずの騎士長が地響きのごとく太い声で歌う。
そうするとドン・ジョヴァンニは強がりながら歌う!!
しかし、しかし最後は騎士長の亡霊に取り込まれ、地獄へと引きずり込まれてゆくドン・ジョヴァンニのあわれな姿が描かれます。
【名盤(?)解説】
ガチで怖いクラシック
アルパカのおすすめ度★★★★★★
【名盤?解説】
これは厳選されてる!!
そんな感想の名盤(?)…です。
有名な曲はもちろん、あまり知られていないクラシック曲の中から「ガチ!」で怖いクラシック曲が選ばれています。
刺激の少ない毎日の中で「ガチで怖いクラシック」を聴くってのもイイですね!
おっと、いつの間に…!?
普段は「星の最高の数は5つ」なのに1つ増えてるぅぅぅ。。。。
「え?」
「死者の霊の、し…しわざ…?」
「ぎゃあああああ!!!」
【まとめ】
さて、【ハロウィンっぽい!!】クラシック音楽17選と、名盤(なわけがない)解説はいかがでしたか?
こ…こ(怖)え~~~…っていうクラシック音楽…、探すとあるものです。
ハロウィンには死者がよみがえる。
そんな時期には【怖いクラシック音楽】だってアリなのですよ~。
…ていうか、アリにしましょうよ~~~(恨み節…)
そんなわけで…
『ひとつの曲で、
たくさんな、楽しみが満喫できる。
それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』
今回は、以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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