アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方を解説します。

感傷的(センチメンタル)

モーリス・ラヴェル:組曲「鏡」【解説と3枚の名盤】はかなさが漂う美しいピアノ組曲

冷静の中の儚(はかな)さ 美しく弾ける音の 静けさを感じたい時に聴きたい!! ラヴェル: 組曲「鏡」:鐘の谷 【解説】モーリス・ラヴェル:鏡 モーリス・ラヴェル:道化師の朝の歌の、こんな素敵な解説があります。 ラヴェルの印象主義は、たぶん写実的であ…

ショパン:別れの曲【解説と5枚のおすすめ名盤】かなわぬ思いと癒やしのはざま

誰もが知ってる ショパンの美しい調べ リリカル(叙情的)な思いの時に聴きたい ショパン: 別れの曲 ショパンの中でも、もっとも有名な曲のひとつですね。 そんな素晴らしい曲の解説です。 【解説】ショパン:別れの曲 とても詩的にショパン:別れの曲を表現…

チャイコフスキー:四季【解説のおすすめ名盤】舟歌の詩も紹介

見わたす限りの白 そんなロシアの雪が見えるよう 庶民の生活も見えてくるピアノの名曲 チャイコフスキー: 「四季」6月:舟歌 「透明感が音楽として結晶化」したチャイコフスキーのピアノ曲《四季》。 解説と3枚の名盤の、おすすめを紹介です。 [:contents] 【…

モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス【解説と名盤】歌詞の意味と感想

その歌詞の敬虔さ、 妙(たえ)なる「曲調の変化」 純粋無垢なモーツァルトの心の世界 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) モーツァルト晩…

秋に聴きたい【おすすめクラシック15選】:癒やしのピアノと管弦楽

ほんの少しだけ物憂い「秋」。 夏を乗り越えて、疲れ気味なのかも…。 そんな秋の刻(とき)に聴きたいおすすめクラシック15曲を選んでみました。 「あ、コレ知ってる!」 そんな有名な曲も多数そろえました。 ぜひ、クラシック音楽の森を散策してみてくださ…

ハイドン:交響曲第45番《告別》【名盤3枚の解説と感想】特徴ある「あのエピソード」も解説

「オレたち、ホームシック…」 そんな楽団員を救うハイドンのヒラメキ! その、ほほえましさに触れたい時に聴きたい♫ 「貴族、エステルハージ公の夏季休暇が2ヶ月延長が決定!」 家族を置いて、言わば単身赴任で、そのエステルハージ公の静養地へ赴いていた楽…

マーラー:交響曲第6番《悲劇的》【解説と名盤5枚】ハンマーの激音が、そいつを打ち砕く!

音楽の奥の院 マーラーの悲劇世界! ここに入っては、いけない!! マーラー:交響曲第6番「悲劇的」第1楽章 「人いちばい、繊細で、こだわりが強く、妥協を許さない」。 そんなマーラーが描く「悲劇」渦巻く心の世界。 今回は、マーラー:交響曲第6番《悲劇…

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲【5枚の名盤解説と聴き比べ】優しい風が通り過ぎていく「ボヘミアの自然」を聴こう♫

広大な自然を目の前にした気持ちよさ おししい空気に包まれる喜び この1曲で心、癒やされよう ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調 Op.104:第1楽章 ドヴォルザークの、かつての叶わなかった想いも、つまった「鎮魂の曲」でもある、ドヴォルザーク:チェロ協…

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番【名盤5枚の解説】第2楽章の悲しみを含んだ美しさは絶品そのもの

語りすぎない優しさは、 最高のモーツァルトらしさ… 第2楽章の透明感も「傑作」たるゆえん モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番:第2楽章 モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも、とくに素晴らしい曲のひとつ。 第2楽章のためらいがちで、寂しげなメロディも聴き…

ラロ:スペイン交響曲【ヴァイオリンの美しい5枚の名盤の解説】

スペイン的な情熱系の1曲! その風と空気を感じたい時に聴きたい♫ [:contents] 【楽曲を解説】ラロ:スペイン交響曲 なんともスペイン的で、エキゾチックな、魅力や香りを放ちまくってる名曲! ラロ:スペイン交響曲の紹介と解説です!! スペイン風、情熱的…

ドビュッシー:レントより遅く【意味の解説と名盤3枚】1日の終わりに、ふと聴きたくなる1曲

ほんの少しのアンニュイ(退屈)と、 わずかばかりのオシャレ感 こんな小さなピアノ曲も悪くない 「あいまいさ」の中に、存在する、ゆったりとした「ホント」 今回は、ドビュッシー:レントより遅くを、ゆったりと、解説です♫ 【楽曲を解説】ドビュッシー:…

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番【おすすめ名盤の聴き比べ感想と解説】ロシア的憂いと情感がたっぷりの1曲

このロマンティシズムは ラフマニノフの独断場! こんな感情、誰でも心にひそんでる! ラフマニノフ自作自演《ピアノ協奏曲第2番》 第2楽章(1929年録音) 香りほのかで、甘酸っぱい1曲。 深いところでは、「ロシア的な憂い」も漂うラフマニノフの代表的名曲…

シューベルト:菩提樹【3枚の名盤解説】その歌詞と冬の旅の感想

淡いお空に、浮かんでる ふっくらと、やわらかい雲のよな そんなやさしさと、さみしさを感じる名曲 シューベルト: 歌曲集「冬の旅」:菩提樹 シューベルト:菩提樹は、シューベルトの歌曲《冬の旅》の中の1曲 ことさら有名で、心の柔らかい部分にまで届く「日…

ヴェルディ:レクイエム「怒りの日」【3枚の名盤解説】その特徴はオペラティック!

激しいインパクト! 自分を奮(ふる)いたたす時に聴きたい♫ ヴェルディ:レクイエム 「怒りの日」 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) レクイ…

マーラー:交響曲第5番「アダージェット」【瞑想的な名盤5枚の解説】癒やしのアダージョの夜…(後編)

「ココにいる」ことを受け入れたい時に聴きたい♫淡い光のやさしさと、凪(な)いだ湖面の静けき心…「アダージョ」とはイタリア語で、「くつろぎ」の意味。今回は、正確に言うと「アダージェット」ではありますが…。前回につづき、「アダージョの名曲を解説」…

シューベルト:弦楽四重奏曲第14番《死と乙女》【4枚の名盤を解説】ほの暗く、聴かないほうがいい時も…

聴かないほうがいい(?)名曲 あまりにも暗い… でも、それは一面の「真実」かも…です 「死と乙女」:第1楽章 明るく、楽しいことはいいこと。 それは正しい…。 でも、毎日のなかには、そうでない瞬間も、あるのかも…。

モーリス・ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ【名盤6枚を解説】華やかだけど、どこかアンニュイ…

ちょっとアンニュイ(退屈)な時に聴きたい♫ 竿の先、静かにとまる トンボをながめる時のよな…。 高雅で感傷的なワルツ (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインし…

バッハ:G線上のアリア【3枚のおすすめ名盤と感想】演奏者の違いも楽しもう

優しかった「あの人」を思い出したときに聴きたい♫ 超有名、バッハの癒やしの名曲! 演奏者でもこんなに違う! G線上のアリア (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチ…

ドヴォルザーク:交響曲第7番【3枚の名盤の聴きどころ解説】第2楽章の内省的な響きも魅力的

内省的な気分に浸りたい時に聴きたい。 ちょっぴりセピアな チェコの民族的な響きも魅力! ドヴォルザーク:交響曲第7番「第2楽章」 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけて…

シューベルト:楽興の時「第3番」【名盤3枚の解説】【癒やしのピアノ】有名な第3曲でこころ遊ばせよう♫

「楽興(がっきょう)の時」 その意味は… 「音楽が届けてくれる『幸福のひと時』」 シューベルト: 楽興の時 第3番 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてく…

モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ【4枚の名盤解説】ピアノ版も癒やされる

泣きたい夜に そっと寄りそって 共感してくれる癒やしの名曲 ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 夜…

チャイコフスキー:弦楽セレナード【名盤3枚も解説】「ワルツ楽章も有名、憂いをおびた優しい1曲」

透明な憂うつさと寄り添う時の優しさとがないまぜになった名曲ですね!チャイコフスキー:弦楽セレナードは「憂うつなメロディ」と「切なさやツラさ」が感じられますね。それでも、テレビのCMではBGMなどに、使われることがあります。それはやっぱり、「透明…

プーランク:愛の小径「歌詞にこめられた想いを感じてみよう!」【3枚の名盤】

エスプリの効いた音楽が多いプーランクの「寂しさ」を含んだ「優しい」1曲プーランク:愛の小径(こみち)は3分ほどの短い歌です。とても心に残るメロディで作られたプーランクの名曲だと思います。この可愛らしさは、その歌詞にもあらわれています。まずは…

モーツァルト:交響曲第40番【クラリネットの謎】名盤8枚の解説「憂える女神の横顔と癒やし」

そのしなやかな悲しみは、どこから来るの、おもむろに。憂いをおびた女神の横顔。 モーツァルト「交響曲第40番」は、 後述する小林秀雄先生の言葉にあるように、 「悲しく」ありながら、「透明」で、「しなやかな鋼鉄」のよう。 そして、音楽のはしばしにま…

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番【名盤5枚の解説】華麗さと憂いの中に、癒やしの光を感じとろう!

弾(はじ)けるような感情と、憐(あわ)れみ深いあたたかさ、たくさんの変化が楽しめる名曲ですね。ロシアの作曲家チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」は、「さみしさ」や「つらさ」や「やるせなさ」の要素を含みます。けれども、そこから一転!「ズバ…

ショパン:ノクターン第2番【おすすめ3枚と名盤を解説】瞑想と癒やしを優しさとともに…。

夜の孤独のためいきと、深い癒(い)やしのすき間には、こんな音楽、流れてる…♬「恋人を想う」心の情景をテーマにした曲♬そんなイメージの強い曲ですが、実際には、もう少し深くてブルーな心の背景をもとに作曲された形跡がありますね。1830年11月、20歳のシ…

プロコフィエフ「ロメオとジュリエット」【名盤6枚の解説】名作物語を耳で聴こう♬

名盤の解説。馳せる思いにかられた悲劇! 超有名な恋物語に耳で触れてみよう!! プロコフィエフの代表的なバレエ音楽の一つで、今日でも、上演される機会がたいへん多く、現代バレエ音楽の傑作といわれている。1940年(49歳)にレニングラードで初演が行わ…

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲【5枚の名盤を解説】憂いを秘めた豪華さに心と耳をかたむけよう!

名盤解説。あせる気持ちと、もの憂(う)さが交じる毎日の中、ひとにぎりの希望とともに歩もうよ。 「憂いを秘めた豪華さ」を感じるなんとも不思議な魅力のある1曲です。ところどころに、チャイコフスキー節(ぶし)と言いますか、憂いを秘めています。 また…

モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り「めでたし海の星」(晩課)【3枚の名盤を解説】(後編)素朴で静かな祈りのとき

名盤解説。凪いだ湖面と、かすかな風の音に耳をすませば、心のうちに眠っているこんな音楽が奏(かな)でられ始めます♬ 「敬虔(けいけん)」という言葉があります。 この言葉は、普段、使うことがなければ、聞くことすらもありません。意味としては「信仰す…

グリーグ:ピアノ協奏曲【2枚の名盤と解説】秋の深まる時に聴く癒しの1曲

名盤解説。秋の深まりと、いずれ冬を迎える時期には、ぜひ聴きたい1曲です。 なぜなら、この「ピアノ協奏曲」を作曲したグリーグは、北欧ノルウェーの作曲家ですし冒頭から「憂いを帯びた旋律が印象的だからです。」 「ノルウェー的情緒がもっともよくあらわ…