アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

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ほんの少しだけ物憂い「秋」。

夏を乗り越えて、疲れ気味なのかも…。

そんな秋の刻(とき)に聴きたいおすすめクラシック15曲を選んでみました。

  • 秋のすごしやすい気候から来る気持ちよさ
  • 紅葉で色づいてきて視覚的にも美しい街のイメージ
  • そして、「芸術の秋」にふさわしい奥深さ

そんな「秋の良さ」が感じられるクラシック音楽、とくに、

「あ、コレ知ってる!」

そんな有名な曲をメインに、そろえてみました。

ぜひ、クラシック音楽の森を散策してみてくださいね。

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ピアノ曲:秋に聴きたい【おすすめクラシック15選】

ショパン:ノクターン第2番

 ショパンは、「男性的な面」と「女性的な面」を持った作曲家と言われますが、もっとも女性的な面の表れた1曲と言えますね。

たおやかで、品のあるホッとひと息つきたい「秋」にぴったりのピアノ曲、ショパン:ノクターンですね。  

ドビュッシー:月の光 

リリリ、リリリ…。

目を閉じて虫の鳴き声を静かに聞くときそっと開けた窓からは透明な白い月からの光が届きます。

つらかったことや、苦しかったことも、ふと忘れさせてくれる「秋」に聴きたいピアノ曲、それが、ドビュッシー:月の光ですね。 

シューマン:トロイメライ(夢)

空想の世界で子どもに帰ろう !

気持ちのいい草原で駆け回ったりしながら、疲れたらお昼寝というのもアリですね。

シューマン:トロイメライは、それを叶えてくれる優しい1曲。

さあ秋の1日、楽しく遊ぼう!! 

ベートーヴェン:悲愴(ピアノソナタ第8番)

感傷的なメロディが印象的なベートーヴェン:《悲愴》 。

たくさんなアーティストたちが、たくさんなアレンジを施していて、有名なベートーヴェン:《悲愴》は秋の夕暮れ時に聴くと沁みる。

そんな1曲です。 

チャイコフスキー:秋の歌(ピアノ曲集「四季」より)

なんとも憂いを秘めた美しいピアノ曲です。

これから冬へと向かう時の、ふと感じる寂しさを表現しているという感想をもちますね。

チャイコフスキー:《秋の歌》を聴きながら、「春」「夏」に起きたことを思い出し、そして、これから来る「冬」に備えましょう。 

 

管弦楽、その他:秋に聴きたい【おすすめクラシック15選】

ヴィヴァルディ:秋(四季より) 

秋の収穫を喜び、歌い踊る、農村の風景が描かれています。

ヴィヴァルディの四季の中でもとりわけ有名なのが《春》ですが、どの曲も季節を表した素晴らしい作品ですね。  

ムソルグスキー:プロムナード(展覧会の絵より)

作曲者ムソルグスキーが友人の画家を偲んで展覧会のプロムナード(散歩)の様を描いた ムソルグスキー:《展覧会の絵》

気持ちいい秋の午後を静かな美術館をプロムナード(散歩)をして過ごすのもいいものです。 

タレガ:アルハンブラ宮殿の思い出 

スペインにあるアルハンブラ宮殿。

こまやかな装飾が見事なイスラム建築ですが、キリスト教徒の征服活動後も取り壊されずに遺り続けています。

歴史の栄枯盛衰を見守ってきたアルハンブラ宮殿。

タレガ:アルハンブラ宮殿の思い出を聴きながら、秋の刻(とき)を過ごすのもいいものです。 

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

夜の静寂(しじま)の孤独の中で、ふと、寂しさを感じた時に、効(聴)いてくる…。

そんな感想のラヴェル:《亡き王女のためのパヴァーヌ》

過去を振り返ったり、ほんの少しの感傷にひたりたい時に聴きたいですね。  

シューベルト:菩提樹

恋に破れた青年が望みを失った様を描いていますが、なんとも調和的で落ち着いた雰囲気の癒やしの1曲です。

シューベルト:《菩提樹》を聴くと「人の声」って芸術なのだなとしみじみと思えます。

「芸術の秋」です。

「芸術的な声」を聴くのもいいものです。 

モーツァルト:交響曲第40番 第1楽章

『悲しく』ありながら、『透明』で、『しなやかな鋼鉄』のよう(小林秀雄)。

そんな言葉がピッタリな「透明で澄んだ湖面のような美しさ」を感じる秋の深まりゆくとともに聴きたい1曲が、モーツァルト:《交響曲第40番》です。 

プッチーニ:私のお父さん(オペラ「ジャンニ・スキッキ」より)

 「少女ラウレッタが、自分の父親に向けて、恋人への想いをせつせつと歌う」という歌です。

物思いに耽りたい秋。

こんなプッチーニ:《私のお父さん》のような「直球ど真ん中な、どストライク」の恋の歌もたまには悪くないですね。  

グリーグ:ピアノ協奏曲 第2楽章

「北欧のショパン」と呼ばれているグリーグ。

第2楽章は、ショパンのノクターンを思わせるような優しさに彩られた名曲です。

グリーグ:《ピアノ協奏曲ー第2楽章》を聴いて透明感のある「北欧」を思い描きながら「秋」を楽しんでみませんか? 

マーラー:夜の歌(交響曲第7番 第4楽章より)

マンドリンの音が特徴の可愛らしいイメージの「夜の歌」。

室内楽のような、「ささやかで、楽しく集った仲間たちとの語らい」を感じさせてくれる名曲ノクターン(夜想曲)とも言えそう。

そんなであり、マーラー:《夜の歌ー第4楽章》もなかなかいいものですよ。 

ワーグナー:ジークフリート牧歌

「長男が生まれた喜び」を音楽にしたワーグナーの小さな名曲です。 

長男を産んでくれた妻、コジマへの「感謝の思い」と「あるエピソード」」が、微笑ましい…。

そんなワーグナー:《ジークフリート牧歌》も気持ちのいい「秋」を、ほっこりした気持ちで過ごせます。  

 

【まとめ】:秋に聴きたい【おすすめクラシック】15選

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秋に聴きたい【おすすめクラシック】15選は、いかがでしたか?

夏の季節が終わって、やっと過ごしやすくなった「秋」。

だんだんと「冷たい飲みもの」から「温かい飲みもの」が恋しくなる季節です。

飲みものと着るもの、それから聴く音楽も衣替えしながら「秋」を楽しみたいですね。

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

たくさんな、楽しみが満喫できる。

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

実り豊かな「秋」が終わった後に「冬」のおすすめクラシックはいかがですか? 

 

クリスマスにはこんな曲が聴きたい♫ 

 

 

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