アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

卒業のクラシック曲BGM【21選】【別れのさみしさと出会いへの旅立ち】

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卒業のクラシック曲BGM【21選】【別れのさみしさと出会いへの旅立ち】

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卒業…

たくさんの思い出…

さみしい別れ…

そして、いっぱいの希望!

 

今回は、そんな「さまざまな思いが駆けめぐる卒業のシーン」を彩るクラシック音楽を紹介です! 

【楽しい思い出 7曲】卒業のクラシック曲BGM 21選

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《ヘンデル: 「水上の音楽」 第2組曲より(アラ・ホーンパイプ)》

 

楽器たちが朗らかに歌うさまは楽しい記憶を思い出すのには最適ですね。 

イギリスの国王、ジョージ2世の舟遊びの際に演奏されたという逸話が残る水上の音楽。

過去、ジョージ2世に不義理を働いたヘンデルでしたが、その仲直りの意味を込めて作曲され、見事に和解にこぎ着けたとの逸話もあります。  

 

《エルガー:愛の挨拶》

 

きっとこんな「胸をあたたかくする気持ち」を味わった思い出もあることでしょう。 

作曲者のエドワード・エルガーは8歳年上の名家の子女のピアノ教師を務めます。

年が離れ、身分も釣り合わない2人は惹かれ合いますが、周囲の反対にあいます。

しかしそれを押し切って結婚します。

その際にエルガーが愛する相手に贈った曲が《愛の挨拶》ですね。 

 

《ヴィヴァルディ:四季より(春) 第1楽章》

 

春はおとずれた

小鳥は楽しみ

春を祝い、歌っている 

そんなヴィヴァルディの言葉がのこっていますが、まさしく「春の喜び」を歌っているような1曲です。
 

《メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」第1楽章》

イタリアの地を旅して着想を得たメンデルスゾーンの交響曲。

明るく開放的なイタリアの風景が浮かんでくるメンデルスゾーンの名曲です。

スカッとした気持ちでいろいろな出来ごとを思い出せます。 

 

《モーツァルト:ディヴェルティメント K.136(第2楽章)》

「本当に16歳?」

モーツァルトが《ディヴェルティメント K.136》を作曲した年齢のことですが、やっぱり天才ですね。

春のやわらかい光の中でふと目を閉じると記憶が浮かんでくる。

そんなイメージの曲です。

第1楽章はとても明るい曲で有名です。 

 

《プロコフィエフ:古典交響曲(第1楽章)》 

ただただ

  • 弾けて
  • はしゃいで
  • ふざけあった

楽しい記憶ですね。 

 

《モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク(第1楽章)》

  

誰もが知ってるモーツァルトの誰もが知ってる名曲♫

クラシック音楽全体としてみても最も有名で明るい曲のひとつ。

思わず胸がワクワクしてきてしまうような底抜けな明るさ!!  

 

【別れの時 7曲】卒業のクラシック曲BGM 21選

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《ショパン:別れの曲》

 

「人びとの叶わなかった思いを安らげてくれる力」がこの《別れの曲》にはありますね。 

誰もがじんわりと心にしみてくるショパンの名ピアノ曲です。 

 

《バッハ:G線上のアリア》 

 

メロディが美しく、心の柔らかい部分をほんわかと暖かくしてくれる、いわば、叙情的な曲調の《G線上のアリア 》です。

安らかな記憶を思い出す名曲ですね。 

 

《ヘンデル:ラルゴ (オンブラ・マイ・フ)》

 

1986年にウイスキーのCMで流れて日本で大ブレークしました。

たしかにとても調和的でいやされます。

ヘンデルのオペラ《セルセ》の中で歌われるアリアですがオペラ自体は上演の機会は多くありませんがこのアリア「オンブラ・マイ・フ」はよくとりあげられます。

 

《パッヘルベル:カノン》

 

この曲も有名です。

たんたんとした音の流れの中に抒情性を感じます。

すくすくと成長しながら「静かな歩み」を感じたい時に聴きたいですね。 

 

《ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ》

 

そこはかとなく

  • さみしくて 
  • 印象的で
  • 美しい

そんな出来ごと…ありませんでしたか? 

 

《ラフマニノフ:交響曲第2番(第3楽章)》

  

「深く人を想っても届かない思い」はあるものです。

そんな記憶を

  • 淡く
  • やさしく
  • たおやかに

彩ってくれる名曲ですね。 

 

《マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より(間奏曲)》

  

卒業証書の黒びかり

小脇にかかえて思うのは

重ねた年の愛おしさ

風がさくらを運びくる

学び舎を背にこみあげし

 

【旅立ちの時 7曲】卒業のクラシック曲BGM 21選

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《エルガー:行進曲「威風堂々」第1番》

 

  • 楽しく!
  • 雄々しく!
  • 燃えてくる !

 

さあ、胸を張って旅立ちです!! 

 

《ホルスト:組曲「惑星」より (木星)》 

 

ジュピターとはギリシャ神話でいうところのゼウス神。

武器はカミナリ!

壮大なドラマを展開するべく旅立つ姿を象徴しているようで気持ちが燃え立ちます!! 

 

《ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲》

  

これから一歩を踏み出す際に勇気をくれる1曲です。

「目の前に荒野を開拓していく」そんな人生のはじまりへの讃歌です。 

 

《ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より(凱旋(がいせん)行進曲)》

  

「人生の勝利」まさしく「凱旋(がいせん)」を夢見て行進する様を思い浮かべますね。 

 エジプトで展開する壮大なドラマにおける「凱旋のシーン」を聴いて自分をふるいたたせよましょう!! 

 

《ブラームス:大学祝典序曲》

躍動感がありながらもブラームスらしい重厚感も感じさせる名曲。

ただやみくもに、そして楽天的に人生に乗り出すという感じよりは少し思索的…。

…でも全体としてはノリがよくっていい曲ですね!!

 

《グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」より序曲》

『邪悪な魔法使い』チェルノモールに連れ去られたリュドミーラ姫を救いだせ!

人生の卒業と同時にやってくる冒険の旅への招待状。

さあ、元気に走り出そう! 

 

《ヘンデル:ハレルヤコーラス「メサイア」より》

 

  • 晴れやか
  • 朗らかさ
  • 親しみやすさ

そんなヘンデルの底抜けに楽天的な人生讃歌!!

さあ、旅立ちを祝って歌おう!! 

 

【まとめ】卒業のクラシック曲BGM 21選

さて、 「卒業のクラシック曲BGM 21選」はいかがでしたか?

  • 楽しい思い出
  • 別れの時
  • 旅立ちの時

という卒業のシーンに合うBGMを、3つのテーマにしぼって選んでみました。

卒業テーマの曲はジャンルを超えてさまざまな名曲があるものです。

今回はその中でもクラシック音楽のジャンルから選んでお届けしてみました。

あなたのお気に入りの1曲が見つかったなら、こんなにうれしいことはありません。

 

そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

 

今回は以上になります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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