アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方を解説します。

癒やし

ショパン「ノクターン(夜想曲)第2番」【おすすめ名盤と背景を解説】瞑想と癒やしを優しさとともに…。

夜の孤独のためいきと、深い癒(い)やしのすき間には、こんな音楽、流れてる…♬「恋人を想う」心の情景をテーマにした曲♬そんなイメージの強い曲ですが、実際には、もう少し深くてブルーな心の背景をもとに作曲された形跡がありますね。1830年11月、20歳のシ…

バッハ「ゴールドベルク変奏曲」アリア【解説と名盤6枚】うたた寝の気持ちよさに身も心もゆだねちゃおう!

有名な音楽家バッハと、同時代に生きたカイザーリンク伯爵。ドレスデンの宮廷に駐在しており、ロシア公使であった、このカイザーリンク伯爵は、日々の激務のため、極度の不眠症におちいっていました。当時、このカイザーリンク伯爵に仕えていたバッハの弟子…

ブラームス「交響曲第2番」【名盤CD5枚の解説】耳をすまして田園の空気を感じとろう!

名盤解説。山の空気をたくさん吸い込みながら、見渡せば、まばゆいばかりの深い緑。 私たちの目を存分に楽しませてくれますね。 「さあ、耳をすまして田園の空気を感じよう!」 「ブラームスの『田園交響曲』」と言われるくらい、自然の癒やしが、深く感じら…

モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り『めでたし海の星』(晩課)」【名盤CD解説】(後編)素朴で静かな祈りのとき

名盤解説。凪いだ湖面と、かすかな風の音に耳をすませば、心のうちに眠っているこんな音楽が奏(かな)でられ始めます♬ 「敬虔(けいけん)」という言葉があります。 この言葉は、普段、使うことがなければ、聞くことすらもありません。意味としては「信仰す…

モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り(晩課)」【名盤CD解説】(前編)素朴で清らかな微笑み

名盤解説。雨が止んだあとに雲のすき間に差す光のような、やさしい風景が想像できる。そんな印象のメロディの美しさですね。 たんたんと刻まれるリズムにのって必要最低限のシンプルに編成された合奏と、少人数の合唱がこの名曲を引き立てます。 この後、名…

グリーグ「ピアノ協奏曲」【おすすめ名盤と解説】秋の深まる時に聴く癒しの1曲

名盤解説。秋の深まりと、いずれ冬を迎える時期には、ぜひ聴きたい1曲です。 なぜなら、この「ピアノ協奏曲」を作曲したグリーグは、北欧ノルウェーの作曲家ですし冒頭から「憂いを帯びた旋律が印象的だからです。」 「ノルウェー的情緒がもっともよくあらわ…

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ「悲愴」【名盤も解説】感傷的な時に聴きたい癒しの1曲

名盤解説。音楽家としては致命的ともいえる難聴。この難聴の自覚とその失意のなかで作曲された1曲がベートーヴェン ピアノ・ソナタ「悲愴」ですね。 CMでも、たびたび取り上げられていますし、これをアレンジした歌もあったかと思います。 誰もが一度は聴い…

シューマン「トロイメライ(夢)」【解説と名盤の感想】童謡みたいな13曲

名盤解説。「子供の頃に戻りたい」そんな感情を持ったことはありませんか? この『子供の情景』という曲は解説にもある通りシューマンの「空想の世界の中の子供」の部分があらわれたもので、親しみやすい旋律で出来上がった曲集です。 その中でも、特別に有…

マーラー「交響曲第7番『夜の歌』」【名盤と解説】寂しい夜に聴く癒やしの1曲

名盤解説。「誰にだって寂しい夜はあるものです。そんな時には『共感してくれる人』がその寂しさを癒してくれるものです。」 されども、そんな人さえ、見当たらない時に、寄り添ってくれるのが音楽というもののありがたさですね。 第2楽章と第4楽章の「夜の…

ドビュッシー「月の光」【おすすめの名盤の感想と解説】静かな夜に癒しの瞑想曲

名盤解説。「品があって、まるで瞑想を思わせる静けさをともなった素晴らしい一曲です。『ベルガマスク組曲』は全体としても素敵な一曲ですね。」 ある秋の夜、ひとり部屋にたたずんでいると「りりり、りりりり」と虫の声。 カラカラと窓を開けてその声に耳…