感傷的(センチメンタル)
真理を望むファウスト! 神と悪魔からの試し!! リストが描く壮大な「魂の物語」 ファウスト交響曲:最終楽章 神秘の世界への あこがれ 愛情 情熱 しかし、それゆえの 野心 苦悩 闘争心 そんな感情、うずまく物語《ファウスト》!! 「超絶技巧」と言えばリ…
卒業… たくさんな思い出… さみしい別れ… そして、いっぱいの希望! 今回は、そんな「さまざまな思いが駆けめぐる卒業のシーン」を彩るクラシック音楽をご紹介です!
透明で冷たい… 幻想的で耽美(たんび)的… その音世界におぼれようか♫ オンディーヌ(水の精) さて、今回は、妖しげで憂鬱な魅力でいっぱいのラヴェルのピアノ曲《夜のガスパール》解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びま…
もっとも悲しく… そして、美しいアダージョ 映画やドラマを盛り上げる名曲♫ バーバー:弦楽のためのアダージョは映画やドラマで使われる機会が多く、またケネディ大統領の葬儀の際にも流れました。 映画で言うと、 プラトーン エレファントマン アメリ など…
優しいほっこり感 あたたかい肌ざわり ひろがる田園風景がうれしい♫ ドヴォルザークのセレナードと言えば『弦楽』セレナードのほうが有名ですね。 でも『管楽』セレナードも管楽器のほっこりしたあたたかさに魅力が感じられる名曲です♫ 作曲当時、失意の底に…
管弦楽の魔術師 オーケストレーションの天才 スイスの時計職人 そんな言葉で評される音楽家ラヴェル。 「管弦楽の魔術師」とは、「あらゆる楽器の特徴を理解し最大限に活かすことができた」ことがその言葉の意味です。 また、「オーケストレーションの天才」…
夢のよに… ひらりひらめく 音の花…♫ ドビュッシー: 夢 きっとたれかを想ってた… なのに想いはかなわずに… 「恋多きドビュッシー」は、それに比例してきっと片思いも多かったはず…。 さて、今回は、ドビュッシーの「謎の片思い」を追いかけながら、ピアノ曲「…
スペインに踊れ!! まぶしいばかりの 彩(いろど)り豊かな管弦楽♫ ラヴェル: スペイン狂詩曲「祭り」 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”)…
疾走する美しさ! 自由につづった音楽詩集 そして、ピアノは歌う♫ シューベルト: 4つの即興曲 Op.90-3 シューベルト:4つの即興曲は2曲あります。 D 899(op.90) D 935(op.142) ですね。 それぞれ4曲ずつありますので全8曲になります。 どの曲も「素晴ら…
これは「音の詩集♫」 優しく心に触れてくる そよ風のような「春の歌」 メンデルスゾーン: 春の歌 メンデルスゾーンのピアノ作品集である「無言歌集」。 「無言」のうちに「歌集」にまとめるなんて、なんともシャレてます。 「無言歌集」それは、とても仲の良…
神秘感と疾走感! 北欧の透明感が嬉しい 心を打つ名曲♫ さて、今回は、シベリウス:交響曲第1番のフィンランド的な民族色たっぷりの名曲、解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】 [:contents] 【解説】シベリウス:交…
クリスマスイヴの夜 若い2人の出会いと葛藤 芸術を志す仲間たちとの友情物語り プッチーニ: 歌劇「ラ・ボエーム」:私の名はミミ 第1幕 クリスマス 美しいプッチーニ節(ぶし)のメロディがいっぱいの、オペラ《ラ・ボエーム》解説とおすすめ名盤を紹介です。 …
たくさんな樹(き)たちの歌 ピアノで語るフィンランドの自然 広大な「白」を感じたい時に聴きたい♫ 第5曲《モミの木》 寒い つらい 孤独 そんなイメージの強い「冬」の定番曲、シベリウス:樹の組曲(5つの小品)は、それでも強く大地に立って耐えている樹…
あなたのクリスマスの過ごし方は… にぎやかにワイワイ楽しく過ごしますか? 好きな人と静かにゆっくり過ごしますか? それともアルパカみたいにボッチでさみしく(泣)静かに過ごしますか? それぞれの人が、それぞれの個性によってクリスマスの過ごし方は違…
北欧の透明感! やまとの国(日本)のたおやかさ なぜか共通する、その歌ごころ 静けさと透明感…。 それは北欧のイメージ。 でも、なせか、古式ゆかしいやまとのころの日本の精神にも通じる。 そんな不思議な魅力のある、パルムグレンのピアノ曲《粉雪》の解…
右手を失ったピアニスト… 戦後のメランコリックな心と そこから放つ美しさのある名曲♫ 重い心情の表現がありながらも、鮮(あざ)やかな展開をするモーリス・ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【解説】モーリス・ラヴェ…
花咲く弦楽四重奏曲! 青春!情感!華々しい! 3曲そろって素晴らしい名曲群!! No. 7 in F Major, Op. 59, No. 1 "Rasumovsky" - 1. Allegro 光り輝く傑作! ベートーヴェンの「ラズモフスキー」とはベートーヴェンの弦楽四重奏曲の第7番〜第9番の3曲の総…
流れる重厚感と旋律美♫ フランス的な華やかも心地良く フランクの優れた人格を思わせる響きもいい! フランク 交響曲ニ短調第3楽章 「コツコツと積み上げる地道で着実」なフランクの作曲した、大器晩成型の交響曲の傑作、解説とおすすめ名盤を紹介です。 [:c…
広がる海原 くだける白波 さあ、神秘の洞窟に踏み込もう (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 情景描写の名曲! メンデルスゾーン:序曲《フ…
「冬、到来です」。 「冬」の季節を迎えると、冷たい風が吹きすさび、体も心も冷え気味ですね。 何かと忙しい年末年始のバタつく毎日を乗り越えるには「癒やしの時間」も必要ですね。 そこで今回「冬」を楽しむ時に聴きたいおすすめクラシック15曲を選んでみ…
広大な雪原のパノラマと、 ロシア民謡の美しい音楽性 2つをあわせ持つ憂愁の美が結実した名曲 チャイコフスキーの初期の交響曲の中の傑作、交響曲第1番《冬の日の幻想》。 「成熟の後期交響曲」もいいものですが、「さわやかな初期の交響曲」も悪くないです…
冷静の中の儚(はかな)さ 美しく弾ける音の 静けさを感じたい時に聴きたい!! ラヴェル: 組曲「鏡」:鐘の谷 【解説】モーリス・ラヴェル:鏡 モーリス・ラヴェル:道化師の朝の歌の、こんな素敵な解説があります。 ラヴェルの印象主義は、たぶん写実的であ…
誰もが知ってる ショパンの美しい調べ リリカル(叙情的)な思いの時に聴きたい ショパン: 別れの曲 ショパンの中でも、もっとも有名な曲のひとつですね。 そんな素晴らしい曲の解説です。 【解説】ショパン:別れの曲 とても詩的にショパン:別れの曲を表現…
見わたす限りの白 そんなロシアの雪が見えるよう 庶民の生活も見えてくるピアノの名曲 チャイコフスキー: 「四季」6月:舟歌 「透明感が音楽として結晶化」したチャイコフスキーのピアノ曲《四季》。 解説と3枚の名盤の、おすすめを紹介です。 [:contents] 【…
その歌詞の敬虔さ、 妙(たえ)なる「曲調の変化」 純粋無垢なモーツァルトの心の世界 (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) モーツァルト晩…
ほんの少しだけ物憂い「秋」。 夏を乗り越えて、疲れ気味なのかも…。 そんな秋の刻(とき)に聴きたいおすすめクラシック15曲を選んでみました。 「あ、コレ知ってる!」 そんな有名な曲も多数そろえました。 ぜひ、クラシック音楽の森を散策してみてくださ…
「オレたち、ホームシック…」 そんな楽団員を救うハイドンのヒラメキ! その、ほほえましさに触れたい時に聴きたい♫ 「貴族、エステルハージ公の夏季休暇が2ヶ月延長が決定!」 家族を置いて、言わば単身赴任で、そのエステルハージ公の静養地へ赴いていた楽…
音楽の奥の院 マーラーの悲劇世界! ここに入っては、いけない!! マーラー:交響曲第6番「悲劇的」第1楽章 「人いちばい、繊細で、こだわりが強く、妥協を許さない」。 そんなマーラーが描く「悲劇」渦巻く心の世界。 今回は、マーラー:交響曲第6番《悲劇…
広大な自然を目の前にした気持ちよさ おししい空気に包まれる喜び この1曲で心、癒やされよう ドヴォルザーク: チェロ協奏曲ロ短調 Op.104:第1楽章 ドヴォルザークの、かつての叶わなかった想いも、つまった「鎮魂の曲」でもある、ドヴォルザーク:チェロ協…
語りすぎない優しさは、 最高のモーツァルトらしさ… 第2楽章の透明感も「傑作」たるゆえん モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番:第2楽章 モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも、とくに素晴らしい曲のひとつ。 第2楽章のためらいがちで、寂しげなメロディも聴き…