アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

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モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番【解説と名盤3選の感想】

シャボン

ぷかぷか

柔らかソナタ♫

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晴れたお空に

飛んでいく

シャボンが

お空に透けていく…

 

見えなくってもあるんだよ!

光あつめて

シャボン玉…

 

さて、今回は、優しいモーツァルト満開、《ピアノ・ソナタ第12番》解説とおすすめ名盤を紹介です。

 

【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】

【解説】モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》



モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》を含む5曲のピアノ・ソナタについてのこんな解説があります。  

5曲のソナタK310(8番)およびK330(10番)K331(11番)K332(12番)K333(13番)は(中略)共通の色彩を持ちながらも、それらは驚くべき多様性を表わしている。それらは表現と技巧、情熱と戯れの合間を絶えまなく揺れ動く。モーツァルトが地獄さながらの環境のなかでそれらを作曲したことを考えるとき、ただ驚嘆するばかりである。聴衆をたのしませながら言うべきことを言う、これこそ人びとが心から待ち望んでいるものだった!

出典:アンリ・ゲオン 著「モーツァルトとの散歩」p117より引用

 

「言い得て妙」とはこんな解説なのかも…。

特に「情熱と戯れの合間を絶えまなく揺れ動く…」という表現が、まさしくモーツァルトらしさを感じます。

 

「情熱と戯れ」あるいは「音楽と遊び」の間を行ったり来たり。モーツァルトの音楽の中に「美しく澄んだ青空を目指して飛んでゆくシャボン玉」を思います。

モーツァルトのピアノ・ソナタは名曲が多いですが特にアンリ・ゲオンが指摘した8番、10番、11番、12番、13番などはステキ。

 

  • 楽しさ
  • さみしさ
  • ほがらかさ

 

モーツァルトらしさがいっぱい詰まった、まるで宝石のような輝きを持っています。

 

【各楽章を解説】モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》

第1楽章 アレグロ(速く)

ふわり…。。。

始まる、嬉しくて…。

 

はんなり…。。。

はなやか、品がある…。

 

けれど荒まし時もあり…。

 

だけど、嬉しき明るいソナタ。

やっぱり、楽しきほがらかソナタ。

 

第2楽章 アダージョ(ゆっくりと)

まるで夢見て

まどろむ子

 

ウトウト

カクカク

首、うなだれて…

 

夢は見たいと思うけど

おもちゃも誘うよ

こっちだよ

 

いやいやこっちさ天使たち

夢の中へと誘ってる…

 

第3楽章 アレグロ・アッサイ(非常に速く)

スキップスキップ

軽やかに

 

スキップ

好き好き

駆け出そよ!

 

新し世界へ駆け出そよ!

さあさ知らないことだらけ

 

スキップスキップ

駆け出そよ!

 

知らないことを知ってこよ!

毎日知る知る

知ることだらけ!

 

愉快なスキップ

駆け出そよ!

 

好き好きスキップ

新し世界!

 

 

【名盤3選の感想と解説】モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》

 

イングリット・ヘブラー:ピアノ

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

イングリット・ヘブラーのモーツァルトはやっぱりステキ。

息をするのと同じレベルの自然さでモーツァルトが紡ぎ出されてくるような名盤です。

ヘブラーによるモーツァルトのピアノソナタ全集は2種類あるので選ぶのにとても迷います。

1960年代のフィリップス盤と、1980年代のDENON盤です。フィリップス盤は随所に若々しい感性が弾けていますし、DENON盤は温かみのある優しさに満ちています。

では《ピアノ・ソナタ第12番》ではどちらを選びましょうか?迷った上で、あえて「慈しみの思い深まる」新盤を選びましょうか。

ヘブラーほど、モーツァルトを弾くことに人生の時間を費やしたピアニストも珍しいくらいです。

ますますモーツァルトへの理解と愛情が染み込んだDENON盤の純粋無垢な珠玉のモーツァルト、おすすめです。

 

ワルター・ギーゼキング:ピアノ 

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アルパカのおすすめ度★★★☆☆

【名盤の解説】

ヘブラーとは真逆と言っていいくらいの理性の効いたモーツァルトの名盤です。

過去はもちろん、今後も長い間「名盤」の地位は譲らなそうです。

ピアノの音の一粒一粒が際立ち、美しく輝いています。

「飾る」ことほどモーツァルトの音楽から遠く離れてしまう行為はありません

ギーゼキングの虚飾を排した名演奏は素晴らしい。

そんな名盤です。

 

アルフレッド・ブレンデル:ピアノ 

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

感性のヘブラー、理性のギーゼキングと来たらやっぱり知性のブレンデルも聴いてみたい。

へブラーのまっすぐさや、ギーゼキングの少し冷たさを感じる演奏に物足りなさを感じたらブランデルという選択もいいですね。

知性はあっても決して鼻持ちならない近寄りがたさはありません

モーツァルトの音楽に真摯な態度で臨むからこそ響く透明感のある美しさ

それがブランデルの魅力のひとつと言えそうですね。

 

【まとめ】モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》

さて、モーツァルト《ピアノ・ソナタ第12番》解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

 

シャボン

ぷかぷか

柔らかソナタ♫

 

モーツァルトのピアノ・ソナタ全体の中では、地味な存在と言えるかもしれませんが、耳を澄ましてよく聴き込むと親しみやすい旋律に満ちています。

 

まるでシャボン玉のような透明感のある美しソナタ、あなたも聴いてみませんか?

 

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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