アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

秋のおすすめ【クラシック曲15選】

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番【名盤5枚の解説|感想】華麗さと憂いの中に、癒やしの光を感じとろう!

弾(はじ)けるような感情と、憐(あわ)れみ深いあたたかさ、たくさんの変化が楽しめる名曲ですね。ロシアの作曲家チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」は、「さみしさ」や「つらさ」や「やるせなさ」の要素を含みます。けれども、そこから一転!「ズバ…

ショパン:ノクターン第2番【おすすめ3枚と名盤を解説|感想】瞑想と癒やしを優しさとともに…。

夜の孤独のためいきと、深い癒(い)やしのすき間には、こんな音楽、流れてる…♬「恋人を想う」心の情景をテーマにした曲♬そんなイメージの強い曲ですが、実際には、もう少し深くてブルーな心の背景をもとに作曲された形跡がありますね。1830年11月、20歳のシ…

ラヴェル:ボレロ【かっこイイ!名盤5選と解説、感想】盛り上がりが圧倒的!クセになる!!

オーケストラの魔術師の面目躍如!弾むリズムに心、踊らそう!!「コラ!われ!」 そう言われて、振り向くと、「ここ、数値、入力が間違っとるやんけ!!」と、間髪入れずに、たたみかけてくる上司がいるではありませんか。

バッハ:《ゴールドベルク変奏曲》アリア【解説と名盤5選|感想】うたた寝の気持ちよさに身も心もゆだねちゃおう!

有名な音楽家バッハと、同時代に生きたカイザーリンク伯爵。ドレスデンの宮廷に駐在しており、ロシア公使であった、このカイザーリンク伯爵は、日々の激務のため、極度の不眠症におちいっていました。当時、このカイザーリンク伯爵に仕えていたバッハの弟子…

メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」【感想と名盤5枚の解説】すがすがしい朝の光を浴びに行こう!

名盤解説。こんこんと湧き出る泉に触れてみよう。このメンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」の抜けるような透明感のある曲はある意味、少年時代特有の純粋な心があってこそ書けたのかなとも思ってしまいます。美しく澄んだ、こんこんと湧き出る泉を思わせる2つの…

モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番《狩》【5枚の名盤の解説|感想】新緑の気持ちいい声に耳をかたむけよう

名盤の解説。差し込むバルコニーで、明るく、澄んだ風を感じようアルパカが「書く」ときに、聴きたい音楽は、小規模な編成の音楽を好みます。「書く」といえば、昔のイメージでは、様々な本が積み上がり、また、散らかりまくった部屋の中。ボサボサの髪をか…

ブルックナー:交響曲第6番【おすすめ名盤3選の解説|感想】土のにおいと太陽の恵みにひたってみよう!

名盤の解説。グルメよ、来たれ! 壮大な自然に満ちるおいしい空気をたくさん吸おう! 多くの美しい音楽を残した作曲家たちは、どこか普通ではないところがあることが多いですね。 ブルックナーもそのひとりです。 解説にありましたが、強迫観念が強く、音楽…