幸福なアルパカblog

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メンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」【超絶名盤も紹介!心晴れやかになれる1曲】解説

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「抜けるような空の青と深みをおびた海の青が、水平線でまじわるその彼方まで、心地よい風と空気で満たしていく。そんな感じの1曲ですね。」


メンデルスゾーン: 交響曲第4番「イタリア」:第1楽章

(youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインして読み進めてください”)

仕事でミスをやらかして上司にしこたま怒られ落ち込んだ際、
気分転換に深煎り気味のコーヒーを1杯、口に含みながら聴くと、心も一新、
スカッとさわやかな気持ちを取り戻せる。
そんな1曲ですね。

以下の解説を引用させていただきますね。 

1.メンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」の全体を解説

北ドイツのハンブルクの裕福な銀行家の息子として生まれたメンデルスゾーンは、恵まれた環境のなかですくすくと育ち、思うままに旅をすることができた。彼は、20歳の時(1829年)、イギリスをふりだしに、ヨーロッパ各地をまわる大旅行に出、翌年、イタリアへも足をのばした。
古都ローマに半年ほど滞在したメンデルスゾーンは、暗くて寒い故郷ハンブルクとはまったく違う、南欧イタリアの明朗快活な情緒や、芸術的な香りにたちまちとりことなり、さっそくとりかかったのが、「イタリア」と名づけられたこの曲だったのである。
特に、イタリアを感じさせるのは、第1楽章と第4楽章で、第1楽章は、イタリアのあの紺碧(こんぺき)の海や、ぬけるような青空を思わせる。晴朗な気分にみちあふれているし、また第4楽章では、イタリア独特のタランテラやサルタレロといった舞曲のリズムが用いられ、明るいイタリア・ムードをかきたてている。だが、第2楽章の、寂しげで、抒情的な美しさも忘れがたい。

出典:志鳥栄八郎 著 「不滅の名曲はこのCDで」p47より引用

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2.メンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」の各楽章を解説

この曲は第1楽章から第4楽章までの4曲で成り立っています。
では、各楽章について解説したいと思います。


第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ(快活に速く)
イタリアの地を旅して着想を得たメンデルスゾーンの心が、ふとのぞけるような気持ちになります。
明るく開放的なイタリアの風景が浮かんできます。

第2楽章 アンダンテ・コン・モート(歩く速さで、動きを付けて、速めのテンポで)
イタリアにも雨季がありますが「交響曲第4番『イタリア』」にも雨季があるようですね。
つまり、この第2楽章が、しとしとと降り続く雨と重い空気感のイメージでしょうか。
こんな時期があるからこそ、晴れた日のありがたさもわかるのかもしれません。
でも、雨のイタリアも悪くなさそう…。
石だたみのきれいな街に、しみ入る雨の音色も、目をとじて耳をすませば佳(よ)い音楽に聴こえてくることでしょうしね。

第3楽章 コン・モート・モデラート(動的に、活発に、中くらいの速さで)
雨季も過ぎておだやかで落ち着いたおもむきを取り戻す街。そんな印象でしょうか。
静かな舞曲風のやさしい1曲です。

第4楽章 サルタレッロ:プレスト(イタリア舞曲:きわめて速く)
この曲が『イタリア』と名がついた理由のひとつがこの第4楽章にあります。
つまりこの第4楽章がイタリア独特の舞曲である「サルタレロ」や「タランテラ」の形を借りたつくりになっているため、副題が『イタリア』とついたと言われています。
ちなみに「タランテラ」という舞曲の「タランテラ」とは「毒ぐも」という意味らしく、一度かまれると、毒ぬきのために踊り続けなければならないということが元になっているそうで、たしかに、この第4楽章は踊りまくってるイメージの曲ですよね。

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3.メンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」の名盤を紹介

メロディの美しいメンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」は素晴らしいのひとことにつきる「超絶名盤」と言っていいアルバムがひしめきあっていますね。
そんな中から、2枚ほど紹介しておきます。

3-1.クラウディオ・アバド:指揮 ロンドン交響楽団

 やっぱり「イタリア」というくらいですから、イタリア出身の指揮者の演奏には触れておきたいですよね。
「う〜ん。これがイタリアってものなのか。」と、イタリアに行ったこともないアルパカをイタリアに連れていってくれる。そんな、スッキリとさわやかな演奏ですよね。

3−2.オットー・クレンペラー:指揮 フィルハーニア管弦楽団

他の指揮者にくらべますと、ゆったりとしたテンポで、音楽がつくりあげられています。
それなのに解説にもありましたように「南欧イタリアの明朗快活な情緒や、芸術的な香り」はまったく失われることはなく、むしろイタリアの開放感のある晴れやかな風景はしっかりと音楽の中にひろがっていますよね。
むしろ、そんなイタリアをほっこりと楽しむような感覚でしょうか。

by カエレバ

まとめ

さて、日々の仕事での失敗を反省したならば、もうクヨクヨすることなんて禁物です!

こんな「交響曲第4番『イタリア』」のようなスカッとした気持ちで再出発ですよ!!

 

そんなわけで…

 

『一つの曲で、たくさんな楽しみが満喫できる。

 それがクラシック音楽の醍醐味ですよね。』

 

今回は以上になります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。