アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

ラフマニノフ:ヴォカリーズ【名盤3枚と意味の解説】優美なメロディとロシア的な哀愁が漂う名曲

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憂うつさと

甘い香り、

ロマンティック♫

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「遅れてきたロマン派」と呼ばれるラフマニノフの、もっともロマンティックな1曲《ヴォカリーズ》

 

今回は「甘くて切なくも、ロマンの香りがたっぷり」なラフマニノフ《ヴォカリーズ》解説とおすすめ名盤を紹介です。

 

 

【解説】ラフマニノフ:ヴォカリーズ

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《作曲エピソード》ラフマニノフ:ヴォカリーズ

「あ〜え〜い〜お〜う〜♫」

小学校の音楽の授業で、この「母音のみで発声を練習」したことはなかったでしょうか?

《ヴォカリーズ》とは、まさしくこの母音のみで歌われる歌唱法のことをいいます。

ラフマニノフはグレゴリオ聖歌の《怒りの日》をはじめバロック時代の歌を尊敬し非常に好んでいました。

ラフマニノフの《ヴォカリーズ》はそのオマージュ的な作品で、

  • バロック音楽の持つ「シンプルな美しさをもつメロディ」
  • ラフマニノフの音楽が持つ「ロシア的な哀愁」

そんな要素が見事に溶けあって結実した名曲なわけです。

 

また《ヴォカリーズ》はラフマニノフが生きた当時の名ソプラノ、アントニーナ・ネジダーノヴァという歌手の意見を取り入れながら完成したといわれています。

もちろん、ラフマニノフ《ヴォカリーズ》を献呈した相手はネジダーノヴァです。

そして、その2人のやり取りがまた素晴らしい。

ネジダーノヴァ:

「こんなに美しいメロディなのに、どうして歌詞がないの?」

ラフマニノフ:

「どうして言葉がいるのでしょう?あなたは自分の声と音楽で、言葉に任せるよりもずっと素晴らしく、また多くのものを表現することができますのに…。」

 

《14の歌曲集の最後の1曲 》ラフマニノフ:ヴォカリーズ

ラフマニノフには《13の歌曲集》という作品がありました。

もちろん歌詞のついた歌曲集ですが、これが完成した3年後にラフマニノフは《ヴォカリーズ》を作曲します。

そして《13の歌曲集》の後に14曲目として《ヴォカリーズ》を加えた後、《14の歌曲集》と名称を変えて今も親しまれているのです。

 

【3枚の名盤の感想と解説】ラフマニノフ:ヴォカリーズ

さて、ラフマニノフ《ヴォカリーズ》はさまざまな種類の名盤があります。

ソプラノと伴奏はもちろん、

  • チェロとピアノ
  • 管弦楽
  • フルートとギターのジャズバージョン

などなどたくさんの楽しみ方ができます。

今回はそのうちの3種類を解説しましょう。

アンナ・モッフォ:ソプラノ
レオポルト・ストコフスキー:指揮
アメリカ交響楽団
 

 

 

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【名盤の解説】

明朗な声質の中に柔らかい人なつっこさがあって好感が持てます。

哀愁のあるラフマニノフ《ヴォカリーズ》ですが、アンナ・モッフォの透明感のある美しい声がとても癒されますね。

伴奏は管弦楽でアンナ・モッフォの美声を引き立てます。

そんな行き過ぎない華々しさを秘めた名盤でもありますね。 

 

 

ミッシャ・マイスキー:チェロ
パーヴェル・ギリロフ:ピアノ
 

 

 

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【名盤の解説】

切々と歌うチェロの歌にメロメロにやられちゃう名盤です。

ピアノもしっかりチェロの歌を支えながらしっとりと聴かせます。

  • 哀しさ
  • さみしさ
  • やるせなさ

そんな何とも言えない感情が呼びおこされながらも、じっくり聴きいってしまうしっとり系の名盤です。 

 

 

 

 

アンドレ・プレヴィン:指揮 ロンドン交響楽団 

 

 

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【名盤の解説】

管弦楽版のラフマニノフ《ヴォカリーズ》もいいものです。

その中でも指揮者のプレヴィンとロンドンフィルの歌は、絶品で哀愁のなかにも優美な魅力の感じられる名盤です。

カップリング曲のラフマニノフの交響曲第2番も素晴らしく、とてもぜいたくな名盤でもあります。

この機会にラフマニノフの名曲を堪能したいなら推しの名盤です。 

 

【まとめ】ラフマニノフ:ヴォカリーズ

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さて、ラフマニノフ《ヴォカリーズ》解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

歌ごころがいっぱいの「歌詞のない名歌曲」とも言えるラフマニノフ《ヴォカリーズ》は短い曲の中に

  • 甘美で
  • 憂うつ
  • それなのに癒される

そんな魅力が詰まってます。

ゆったりとした時間が持てたなら、ラフマニノフ《ヴォカリーズ》を聴きながら本来の自分を取り戻したいですね。

 

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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