アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

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マーラー:交響曲第2番《復活》【解説と名盤5選】死から再生への壮大なドラマ、鳴る♫

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死とは、

再生への序曲

響く!壮大なる復活♫

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稲光(いなびかり)の如く落ちる

讃歌からのインスピレーション!!

成る!!!

 

さて、今回はマーラー:交響曲第2番《復活》解説とおすすめ名盤を紹介です。

 

【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】

【解説】マーラー:交響曲第2番《復活》

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作曲の背景を解説

マーラー:交響曲第2番《復活》についてのこんな解説があります。  

マーラーの人生には、不幸なことに、いつも死の影がさしていた。ショーペンハウエルの厭世(えんせい)哲学から多大な影響をうけた人だから、死の予感を楽しんでいたとすら思えるほどだ。マーラーにとって死を思考することは創造の原動力ですらあった

出典:諸井誠 著 「交響曲名曲名盤100」P154より引用

1889年、マーラーは死の影に付きまとわれます。

  • 2月に父を…
  • 9月には妹を…
  • 10月、母を…

このたて続く身内の死の前年、1888年に交響曲第2番《復活》の第1楽章にあたる曲を完成させます。

このときはまだ、題名を交響詩《葬礼》として1曲の交響詩としての発表でした。

(この交響詩《葬礼》と書かれた楽譜の下の方には「交響曲ハ短調」の書き込みが削除された形跡があります。そのため作曲当初、複数楽章の交響曲として完成させる意図はあったようです。)

そして、1888年10月に音楽監督として就任したハンガリー王立歌劇場の演奏で初演を行いますが評判はよくありませんでした。

その数カ月後には前述した通り、父の死を迎えます。

「初演での失敗」「父の死」という不幸が影響したのかどうかは定かではありませんが、この後、交響曲第2番《復活》の第1楽章はそのまま放置されます。

 

1891年、マーラーはハンガリー王立歌劇場を辞任して、ハンブルク市立劇場の指揮者に就任します。

このタイミングで、交響曲第2番《復活》第1楽章にあたる曲、交響詩《葬礼》を出版しようと試みますが出版社からは断られてしまいます。

その後マーラーが尊敬する指揮者のハンス・フォン・ビューローに交響詩《葬礼》のピアノで弾いて聴かせますが、これも反応がよくありませんでした。

 

「ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』もこの曲に比べればハイドンの交響曲のようなもの。しかしこれが音楽だと言うなら私は音楽を全くわからない」

ハンス・フォン・ビューロー:評

 

その後、1893年に放置していた交響曲第2番《復活》の第1楽章を全5楽章の交響曲として完成させることを考えます。

まずは第2楽章から第4楽章を完成させますが第4楽章そのものは歌曲集《子供の魔法の角笛》の第1曲目を転用した形になりました。

(ちなみに交響曲第3番や交響曲第4番も《子供の魔法の角笛》からの転用した部分があるため交響曲第2番から第4番の3曲を《角笛交響曲》と呼びます。)

 

天啓、降(くだ)る!

 

さて、最終楽章の第5楽章ですが、マーラーは合唱の導入を考えていましたが歌詞についての良いアイデアが思いつかずに悩んでいました。

そんな折1884年、マーラーが尊敬する指揮者ハンス・フォン・ビューローが他界します。

葬儀に参列するマーラーでしたが、ここで天啓が降(くだ)ります。

3月29日、ハンブルクのミヒャエリス教会で行われた葬儀の際に歌われたドイツの詩人クロプシュトックの作詞による讃歌《復活》

これを聴いたマーラーにインスピレーションが降(くだ)ります。

そう、この讃歌《復活》を最終楽章でも採用してみようと…。

 

このときの感動をマーラーは友人のザイドルに手紙をしたためています。

「あたかも稲妻のようにわたくしの身体を貫き、曲の全体の形がわたくしの前に、はっきりと明らかな姿で現れました。創作する者はかくのごとき『稲妻』を待つこと。まさしく『聖なる受胎』を待つことなのです。」

 

不思議なめぐり合わせと言えそうです。

つまり、

生前、交響曲第2番《復活》第1楽章を批判したのは指揮者ハンス・フォン・ビューローでした。

そして完成へのキッカケを与えたのもハンス・フォン・ビューローと言えるのですから…。

 

さて、1894年の終わり頃に交響曲第2番《復活》は完成を見ます。

全曲初演は、1895年12月13日にマーラー自身の指揮でベルリン・フィルによる演奏で行われ大成功を収めます。

この2年後マーラーは、この功績を認められウィーン宮廷歌劇場の首席指揮者に抜擢されます。

 

「諸行無常」悪夢は繰り返す…

さて、ウィーン宮廷歌劇場の首席指揮者を10年勤めたマーラーでしたが、楽団に対する要求の厳しさや痛烈な批判を繰り返します。

そのため周囲との折り合いが悪くなったことが原因で辞任します。

1907年11月、交響曲第2番《復活》を自身の指揮により演奏した後、マーラーはウィーンを去ります。

生きるためにこそ死ぬのだ!

蘇みがえる そう 蘇みがえるだろう

わが心よ たちまちのうちに!

第5楽章より

 

この時指揮した交響曲第2番《復活》は、まるでウィーンの人々に贈る「告別の歌」のように鳴り響いたことでしょう。

 

全曲初演:1895年12月13日

指揮:グスタフ・マーラー

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

編成:

フルート4(ピッコロ持ち替え)、オーボエ4(うち2はイングリッシュ・ホルン持ち替え)、クラリネット5(うち1はバス・クラリネット持ち替え)、ファゴット4(うち2はコントラ・ファゴット持ち替え)、ホルン10(そのうち4は舞台外)、トランペット8(そのうち4は舞台外うち2はオーケストラ側より移動)、トロンボーン4、チューバ1、ティンパニー2人(2対)+1人は舞台外、シンバル2、大太鼓2(うち1は舞台外)、トライアングル2、小太鼓、鉄琴、タムタム、鐘3、むち、オルガン、ハープ2、弦5部、およびソプラノ独唱、アルト独唱、混声合唱

 

【各楽章を解説】マーラー:交響曲第2番《復活》

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それでは、各楽章について解説します。

マーラー:交響曲第2番《復活》は第1楽章から第5楽章までの5曲で成り立っています。

第1楽章 アレグロ・マエストーソ(堂々と速く)

「終始まじめで、荘厳な表出をもって」と指定されています。

この世の生とは何か?

死とは何か?

われわれにとっての「不滅」は存在するのか?

このような生、このような死にはいかなる意味を持ちえるのか?」

(マーラー)

冒頭に弦楽器のトレモロ(小刻みに揺れる)で始まると、その劇的な度合いは高まり「生とは何か」「死とは何か」を音楽で訴えてきます。

  • 不安に揺れる感情
  • 惑う心
  • 踏みしだかれる精神

これに抗う英雄の意志!

そんな人生の逆風を乗り越えて進まんとする強く激しい音楽。

その中にも時には優美に美しく展開する交響曲第2番《復活》第1楽章はひとつの英雄物語とも言えそうです。

 

第2楽章 アンダンテ・モデラート(ほどよく速く)

回想、英雄の一生

亡き愛するひとの幸福の時

汚れなき太陽の光

(マーラー)

第1楽章のドラマティックな展開とは打って変わっての調和的な内容になっています。

ゆったりと、

タンッタタタタ、タンッタッタ…♫

タンッタタタタ、タンッタッタ…♫

という牧歌的でのんびりしたリズムに乗って繰り広げられる第2楽章です。

 

第3楽章 スケルツォ(急速で快活に)

「おだやかに流れるような動きで」

ありとあらゆる存在と生命に対する嫌悪の感情が彼を悩乱させ、絶望を叫ばせる

(マーラー)

ドドン!!

地響きのようにティンパニが吠えると、始まる、ワルツ…。

 

ズンチャッチャ…♫

ズンチャッチャ…♫

ズンチャッチャ…♫

 

踊るように、笑うよに…。

歌う歌うはリズミカル、

ワルツのリズムでリズミカル、

リズムめぐるよ

めくるめく

 

クラクラめまいが

やってきて

楽しいめまいが

めくるめく!

 

第4楽章 原初の光

「きわめて荘厳に、しかも簡潔に」

これはマーラー作曲の歌曲《子供の魔法の角笛》の中の「原初に光」からの引用になります。

とても優美な調和的な歌となっています。

歌詞:

O Röschen rot,

おお くれないのちいさな薔薇よ!

Der Mensch liegt in größter Not

人間はこのうえなく苦しんでいる!

Der Mensch liegt in größter Pein

人間はこのうえなく悩んでいる!

Je lieber möcht' ich im Himmel sein.

そう できれば天国にいきたいもの!

Da kam ich auf einen breiten Weg,

そこでわたしは広い道をたどってた。

Da kam ein Engelein und wollt' mich abweisen.

すると天使がひとりやってきてわたしをおいはらおうとした。

Ach nein, ich ließ mich nicht abweisen!

おお そんな! むざむざわたしはあとにひきさがりなどしなかった。

Ich bin von Gott und will wieder zu Gott,

わたしは神からでたもので、ふたたび 神のみもとにもどるのだ!

Der liebe Gott wird mir ein Lichtchen geben,

神さまはきっとちいさな燈火を、あたえてくださることだろう。

Wird leuchten mir bis in das ewig selig' Leben!

光をてらして とこしえの至福にみちる生にまで、みちびいていってくださるだろう!

 

対訳:深田甫(ドイツ文学者)

 

第5楽章 イン・テンポ・デス・スケルツォス…

「スケルツォのテンポで荒野を歩むように」とあります。

 

第4楽章の「聖なる時」は終わり、打ち込まれるいなる復活光!!

しかし、間もなくその音は静けさを帯びてゆきます。

そして始まる深淵さを伴った静かな光の揺らめきは続き…。

微細な変化を遂げながら明るさを増してゆく音楽…。

すると間もなく、再び音楽は静けさを帯びてゆき暗い基調へと変貌します。

すると、神秘的な響きが流れ始めますが再び静けさを取り戻すと始まる、英雄による劇的な音楽。

この後、静かに合唱が歌われていきます。

 

歌詞:

Aufersteh’n, ja, aufersteh’n wirst du,

蘇みがえる そう 蘇みがえるだろう。

mein Staub, nach kurzer Ruh. 

わが塵(ちり)よなるものよ わずかな憩いをすませたならば!

Unsterblich's Leben 

死すことをしらぬ生命! 

wird, der dich rief, dir geben!

おまえを喚(よ)んだ神がさずけてくださるだろう。

Wieder aufzublüh’n wirst du gesät. 

ふたたび花咲くために、おまえは種として蒔かれる!

Der Herr der Ernte geht 

収穫の主は あゆみゆきて

Und sammelt Garben, 

殺物の束なるわたしらを

Uns ein, uns ein, die starben. 

死んだわたしらを拾いあつめる!

 

アルト独唱:

 O glaube, mein Herz, o glaube:

おお 信じておくれ わが心

Es geht dir nichts verloren!

おまえはなにもなくしはしない!

Dein ist, ja dein, was du gesehnt,

おまえのものだ そう おまえのものだ

Dein, was du geliebt, was du gestritten!

おまえが憧れていたものはどれも!

 

おまえのものだ おまえが愛していたものは

おまえが争っていたものはどれも!

 

ソプラノ独唱:

 O glaube: Du wardst nicht umsonst geboren!

おお 信じておくれ わけあればこそ、おまえは生まれたのだと!

 Hast nicht umsonst gelebt, gelitten!

おまえは わけあればこそ、愛しもし 争いもしたのだと!

 

合唱・アルト:

Was entstanden ist, das muß vergehen!

生まれいでたものは、やがて消えうせるさだめ!

Was vergangen, auferstehen!

消えさりしものは蘇みがえるさだめ!

Hör’ auf zu beben!

おののきふるえないでおくれ!

Bereite dich zu leben!

生きる覚悟をきめておくれ!

 

ソプラノ、アルト独唱:

O Schmerz! Du Alldurchdringer!

おお 苦しみ! すべてに滲透するものよ!

Dir bin ich entrungen

わたしはおまえから逃げてきた!

 O Tod! Du Allbezwinger!

おお 死! すべてを征服するものよ!

Nun bist du bezwungen!

いまこそおまえのほうが征服されたのだ!

Mit Flügeln, die ich mir errungen,

わたしは かちえた翼をひろげ

 In heißem Liebesstreben

愛するつとめにはげみつつ

Werd’ ich entschweben

ただよいと(飛)んで きえるだろう。

Zum Licht, zu dem kein Aug' gedrungen!

いかなる瞳もむけられぬ、眩い光のもとに!

 

 合唱:

Mit Flügeln, die ich mir errungen,

わたしは かちえた翼をひろげ

Werd’ ich entschweben

ただよいと(飛)んで きえるだろう。

Sterben werd' ich, um zu leben! 

生きるためにこそ死ぬのだ!

Aufersteh'n, ja aufersteh'n wirst du,

蘇みがえる そう 蘇みがえるだろう

Mein Herz, in einem Nu!

わが心よ たちまちのうちに!

Was du geschlagen

おまえがはばたいて打ち克ったものが

Zu Gott wird es dich tragen!

おまえを神のみもとに担うだろう!

 

歌詞対訳:深田甫(ドイツ文学者)

 

そう、音楽は最大限に盛り上がり、盛り上がり、盛り上がりして、感動的にフィナーレを迎えるのです。

 

【名盤5選の感想と解説】マーラー:交響曲第2番《復活》

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レナード・バーンスタイン:指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(旧盤)

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニックを振った名盤には2種類あります。

ずば抜けて評判がいいのはバーンスタインの新盤(1987年録音)の方ですが、アルパカの個人的な好みでいうと旧盤(1963年録音)が好きです。

とにかく知情意のバランスが良く、部分的な細かいニュアンスがフレッシュでインスピレーショナブルな美しさに満ちています。

もちろん「新盤と比べると…」という前提であって、旧盤、新盤のどちらであっても「情」の爆発力には天啓すら感じさせるものがあります。

録音がずば抜けていいのはもちろん新盤です。ただ全体的にあまりにも情感がこもり過ぎていて全曲を通して聴くには少し胃もたれ気味になるかも。

マーラー:交響曲第2番の世界に「のめり込むほど沈潜したい」向きには新盤が超絶おすすめ。

でももし、若い感性とフレッシュさのあるニュアンスを聴き込みたいなら旧盤がおすすめと言えます。

 

バーンスタインの名盤には、もうひとつロンドン交響楽団を振った名盤(1973年録音)もあります。こちらはどちらかというとバランスが良いという印象です。

旧盤のニューヨークフィルハーモニックはよく言うと情熱的、悪く言うと荒れた雰囲気のある印象ですが、ロンドン交響楽団の演奏は堂々していながら整った感じがあります。

また品の良さのあるところがロンドン交響楽団の良いところ。バーンスタインの要求によく応えながらも緊張感の切れることがまるでない名盤です。

 

まとめますと、

ニューヨーク・フィルハーモニック旧盤は若々しいフレッシュ系の名盤。

ニューヨーク・フィルハーモニック新盤はたっぷりの熱を込めてリスナーを情念で惹き付けてくる名盤。

ロンドン交響楽団はバーンスタインのたぎる熱気を品性で包み込んだバランス系の名盤です。

ぜひ聴き比べてみてくださいね。

 

ラファエル・クーベリック:指揮 バイエルン放送交響楽団 

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

マーラー:交響曲第2番《復活》の持つ情熱的な傾向を押さえ気味にして、知性的にまとめ上げた名盤です。

クーベリックの手兵であるバイエルン放送交響楽団が聴かせる「整ったアンサンブル」がまた素晴らしい。

バーンスタインのような熱血的な感動よりは、音そのものの美感を楽しむのに適した名盤です。

しっかりと、本来、交響曲第2番《復活》の持つ熱風のようまものもちゃんと伝わってくる。

そんな名盤でもありますね。

 

ブルーノ・ワルター:指揮 コロンビア交響楽団 

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

温かく人情味の感じられる名盤です。

ただ交響曲第2番《復活》の持つ熱における温度は低めかもしれません。

あくまでも包み込むような優しさと思いやりのようなものを感じます。

この特性の発揮されるのが第2楽章から第4楽章までの美感を必要とする楽章です。

そして、第5楽章から感じられるある意味で宗教的な高みまで昇華した感動的な展開を見せるドラマはワルターの慈しみのある演奏で聴くとグッと来ます

第1楽章はたしかにパンチの効きは良くないかもしれませんが愛情たっぷりのワルターの演奏を好む方には心に染み入ってくるものが感じられることでしょう。

マーラーの愛弟子でもあったワルターの名盤は一度は聴いておきたいものですね。

 

【まとめ】マーラー:交響曲第2番《復活》

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さて、マーラー:交響曲第2番《復活》解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

  • 稲光(いなびかり)の如く落ちる
  • 讃歌からのインスピレーション!!

 

常に「死」を思い、そうであるからこそ「生」を考え続けたマーラーの心象風景がそのまま音楽として昇華したと言って過言ではない名曲。

マーラー:交響曲第2番《復活》。

閉塞感を増してきて窮屈で苦しい現状を生きる私たちですが、マーラーのように「死」を見つめることから「生」への望みへとつなげる

そんな精神航路を漕ぎ渡って行かねばならないのは、マーラーの時代も私達の生きる現代も同じ。

マーラー:交響曲第2番《復活》をじっくり聴いて「死」を、そして「死」から逆算した上での「生」を考えることは決して無益ではないと言えるのかも…。

 

 

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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