アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲【解説と名盤3選|感想】

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優美な女王

歌うヴァイオリン

それは、うるわしき魔法…♫

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さみしくて、悲しい…なのに美しい名曲

 

感情の表れも豊かなメンデルスゾーンの名曲であり、クラシック音楽の中でも代表的な有名曲…。

 

 

さて、今回は、メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》の解説とおすすめ名盤を紹介です。

 

【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】

【解説】メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》

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メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》についてのこんな解説があります。  

ベートーヴェン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてメンデルスゾーンのこの曲を入れて、3大ヴァイオリン協奏曲、と呼んでいる。そのなかで、ベートーヴェンの作品を皇帝とするならば、優美で繊細なメンデルスゾーンのこの曲は、さしずめ女王といってよいだろう。中略)曲は、全編に、メンデルスゾーン特有の華麗で甘美な旋律にあふれているが、とりわけ、曲がはじまるとすぐ奏でられる独奏ヴァイオリンの調べは魅力的である。 

出典:志鳥栄八郎 著 「新版 不滅の名曲はこのCDで」P196より引用

まさしく、古今東西のヴァイオリン協奏曲の名曲ひしめく中で「女王」という印象を持つ、

  • 優美で
  • 繊細…
  • そして、華やか

そんなイメージを持っています。

 

実は、1951年にメンデルスゾーンのもう1曲のヴァイオリン協奏曲がヴァイオリニストのユーディ・メニューインによって発見されています。

そのため実質的に今回紹介するホ短調のヴァイオリン協奏曲は「第2番」ということになるわけです。

しかし、あまりにも名曲であり有名であるため、今もって番号を付けずにただ「ヴァイオリン協奏曲」と呼ばれています。

 

作曲当時、メンデルスゾーンはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の常任指揮者を勤めていました。

そして、このライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート・マスターであったフェルディナント・ダーヴィトのために作曲されました。

作曲の際には演奏上の技術的な助言をダーヴィトから受けながら進められ、1844年に完成しますが、着想から実に6年をかけています。

 

初演は1845年3月13日にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏会において行われています。

ソロヴァイオリンはもちろんフェルディナント・ダーヴィト。

そして、指揮を勤める予定であったメンデルスゾーンは体調不良のため、代役として副指揮者のニルス・ゲーゼが担当しました。

 

【各楽章を解説】メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》

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それでは、各楽章について解説します。

メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》は第1楽章から第3楽章までの3曲で成り立っています。

第1楽章 アレグロ・モルト・アパッシオナート(非常に速く、熱情的に)

2小節、

そんな短い序章…、

間もなく始まる

 

女王の歌、ヴァイオリン…。

 

  • 麗(うるわ)しさ
  • 流れる

 

ヴァイオリン協奏曲の中にあって、女王…

女王の中にあって、憂愁…

 

その歌は、

  • 限りなく透明で、
  • 限りなく美しい…

 

第2楽章 アンダンテ(歩く速さで)

柔らかく、優しく歌うのは、そこに寄り添う天使が微笑むから…。

 

そう、沈潜(ちんせん)していく

  • 哀しみ…
  • 憂いの思い

 

そんな時、いつも寄り添いそばにいて聖なる沈黙を守っている…。

そんな天使の詩(うた)と思いが2楽章…。

 

第3楽章 アレグレット・ノン・トロッポ 〜:アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ(やや速く、しかしあまり速すぎないように:快速で活発に)

今までの第1、2楽章のイメージとはかけ離れた

  • 明るさ
  • 軽快さ
  • 喜び

そんなワクワクするような楽しさに満ちた楽章で、秋から冬にかけての雰囲気の強かった第1、2楽章からいきなり春を迎えたような感覚です。

 

ある意味メンデルスゾーンらしい楽天的な輝き、躍動感をともなって展開するメンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》の感動的なフィナーレです。

 

【名盤3選おすすめ、聴き比べ】メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》

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アイザック・スターン:ヴァイオリン
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
 

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

自信に満ち溢れ、堂々としていながらも一切の押し付けがましさが感じられないヴァイオリンの歌が素晴らしい名盤です。

オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の厚みのあるバックに支えられているというバランスの妙も名盤たるゆえんですね。

優雅に、華やかに展開しながらも柔らかい繊細さも兼ね備えた名盤。

この美感の中に「ヴァイオリン協奏曲の女王」の姿が垣間見える思いがしますね。

この後の時代でも聴かれ続けていそう…そんな名盤です。

ダヴィッド・オイストラフ:ヴァイオリン
ユージン・オーマンディ:指揮
フィラデルフィア管弦楽団
 

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

  • 風格
  • 技巧
  • 豪華さ

そんな素晴らしい要素を兼ね備えた名盤であり、実際に多くの人々に聴かれ続けてきた名盤でもあります。

古い録音でありモノラルのため「音質重視」という向きではないかもしれません。

メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》の本来の優美さというよりは重厚なイメージの名盤であって、その格調の高さは他の追随を許さないくらいの気迫を感じます。

女王というよりは将来国を背負って立つ「王子の風格」という感覚の名盤でもありますね。

ヘンリック・シェリング:ヴァイオリン
ベルナルド・ハイティンク指揮
コンセルトヘボウ管弦楽団
 

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

端正な佇まいと凛とした精神性を感じる名盤です…。

ことさら流麗さを主張することはなくテンポも遅め…。

それなのにそこから伝わる調和的な美しさが絶品なのですね。

ヘンリック・シェリングというヴァイオリニストの持つ知性と、いかにも誠実な性格やあたたかさが伝わってきます。

豪華さやきらびやかさからは離れますが、こんなメンデルスゾーンはそれだからこそ深みがあり聴き飽きることのない名盤と言えそうです。

 

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【まとめ】メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》

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さて、メンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》の解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

古今東西のヴァイオリン協奏曲の名曲ひしめく中でも「女王」と言えそうな

  • 優美で
  • 繊細…
  • そして、華やか

そんな印象のメンデルスゾーン《ヴァイオリン協奏曲》。

夏が終わって秋の入口あたりから冬にかけて聴いたりするとグッと来る名曲でも、またありますね。

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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