まるで若葉!!
萌える!
若々しさ♫
さて、今回は、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》と《第2番》、解説とおすすめ名盤を紹介です。
- 【解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
- 【各楽章を解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
- 【名盤2選の感想と解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
- 【まとめ】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
【解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》についての、こんな解説があります。
『ヴァイオリン協奏曲1番変口長調』『2番ニ長調』『3番ト長調』『4番ニ長調』と名づけられている、あの信じがたい色とりどりの香気の中から、なんなりと選んで読譜なり聴くなりなさっていただきたい。それらのみずみずしさや、豊かさにどうしてうっとりしないでいられようか?今、私の前では、オーケストラがわりの小さな蓄音器の上に、75年12月の、『協奏曲5番イ長調』の素晴らしいレコードが鳴っている。(中略)やはり新鮮で、若々しい曲である。この百花の香る旋律になにが欠けていようか?
出典:アンリ・ゲオン 著「モーツァルトとの散歩」p85より引用
おさな子の深い眠りから目覚めたあとの、まるで疲れを忘れたかのような
- 明るく元気に
- 活発に…
- そして、笑いがとまらない!!
そんな勢いで作曲されていく、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲たち…。
解説を読むと、そんなモーツァルトのヴァイオリン協奏曲たちの元気な姿が浮かんできます。
【各楽章を解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
それでは、ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》の各楽章について解説します。
それぞれの楽曲は第1楽章から第3楽章までの3曲で成り立っています。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》
第1楽章 アレグロ・モデラート(ほどよく速く)
「楽しそうに歌い、笑う」そんな純粋なヴァイオリンの喜ぶ声が聴こえてきます。
若いモーツァルトの「弾けるフレッシュな感性」が楽しめる楽章です。
第2楽章 アダージョ(ゆっくりと)
やさしくそよ吹く風のような楽章です。
第3楽章 プレスト(きわめて速く)
元気よく走り抜けて行くような颯爽(さっそう)とした曲調です。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第2番》
第1楽章 アレグロ・モデラート(ほどよく速く)
ヴァイオリン協奏曲1番よりは、ゆるやかでエレガントな雰囲気を持つ名曲で、なんとも明るく朗らかな曲調の第1楽章です。
第2楽章 アンダンテ(歩く速さで)
第1楽章のエレガントさはそのままに、ゆったりと美しくも調和的なメロディが全体を覆う楽章。
第3楽章 ロンド:アレグロ(速く)
まるで活き活きと踊っているような、
- 楽しみ
- 喜び
- 笑顔
そんな人々の様子が見えてくる最終楽章です。
【名盤2選の感想と解説】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
イツァーク・パールマン:ヴァイオリン
ジェイムス・レヴァイン:指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アルパカのおすすめ度★★★★★
【名盤の解説】
ヴァイオリンの美感にきらめく純粋さがあって、パールマンのヴァイオリンにはいつも感嘆させられます。
「モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番、第2番の名盤はここに極まる」と言っても過言ではないくらいの素晴らしさを感じます。
「どこか遠くのお国に忘れてきてしまった『子ども心』というかけがえのない宝物」をそっと届けに来てくれたような感覚の名盤です。
ぜひ、「子ども心」、取り戻してみてくださいね。
アルテュール・グリュミオー:ヴァイオリン
サー・コリン・デイビス:指揮
ロンドン交響楽団
アルパカのおすすめ度★★★★☆
【名盤の解説】
華麗でのびやかなグリュミオーのヴァイオリンから歌われるモーツァルトに舌を巻く…美しい…あまりにも美しい名盤です。
ただ若い頃のモーツァルトの曲としては、演奏が華やかすぎる感もなくはないです。
テンポとしては楽しく弾むイメージで、ワクワクしてくる要素はタップリ詰まってますのでオススメの名盤ではあります。
Apple Musicで “紹介した名盤” が配信中
【まとめ】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1番》《第2番》
さて、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1|2番》の解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?
- まるで若葉!!
- 萌える!
- 若々しさ♫
そう、若いモーツァルトのフレッシュな感性をたっぷり味わえる名曲モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲《第1|2番》。
どうも最近心がすさんでしかたない…
そんなあなた、何よりの薬…ありますよ…。
ハイ、どうぞ…
そんなわけで…
『ひとつの曲で、
たくさんな、楽しみが満喫できる。
それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』
今回は、以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。