アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方を解説します。

ドビュッシー:レントより遅く【意味の解説と名盤3枚】1日の終わりに、ふと聴きたくなる1曲

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ほんの少しのアンニュイ(退屈)と、

わずかばかりのオシャレ感

こんな小さなピアノ曲も悪くない


サンソン・フランソワ:レントより遅く

(youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”)

「あいまいさ」の中に、存在する、ゆったりとした「ホント(真実)」

今回は、ドビュッシー:レントより遅くを、ゆったりと、解説です♫

【楽曲を解説】ドビュッシー:レントより遅く

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「レントより遅く」

このなんともわかりにくい「あいまいさ」そのもののタイトルの中に、ドビュッシー:レントより遅くという曲の、フワッとした浮遊感を感じます

また、どこか、フランスの芸術一派のデカダンス(退廃)な雰囲気も、漂いますね。

それも、嫌味な感じではなく、かくし味として、ひそんでいるからココロニクイのですよね。

こんなオシャレなセンスの小さな曲を、さらっと、作曲してしまうからドビュッシーは素晴らしいと思います。

ちょうど、この《レントより遅く》を作曲した頃は、「子供の領分」という曲や、「前奏曲集第1集」というドビュッシーの代表作が生まれています。

そんな、活発な創作活動の合間に、「ふと道ばたに咲いた、小さな花」のような、いい香りの1曲とも言えそうです。

では、そもそも、「レント」とは、どういう意味なのでしょう?

Wikipedia(ウィキペディア)で、調べますと、「のろく」と記載されています。

では、「『のろく(レント)』より遅く」とは、どれくらいなのでしょう?

基本的に、レントより遅いテンポは、「ラルゴ」になります。

Wikipedia(ウィキペディア)では、「ラルゴ」は「幅広く、ゆるやかに」とあります。

つまり、「レントより遅く」とは、「のろい」より遅くて、「幅広く、ゆるやかに」よりは、速くするとなります。

…ということで…、ますます、わからなくなる、アルパカなのでした…(汗)

でも、この「わからなさ」や、「あいまいさ」が、この、ドビュッシー:レントより遅くの魅力につながっているものと感じます(汗)(汗)(汗)…。

ただ、あえて、たとえてみましょう。

たとえば、普段、Sサイズの服を着ているひとが、部屋着を選ぶというシチュエーションを考えます。

で…、その際、出来るだけ、ゆったりした時間をすごしたいと考えます。

そのために、ダブダブのLサイズを選ぶよりは、ほんのちょっぴりの、ダブダブ感のMサイズを選ぶ。

そんな情景に、少し近い感覚が、あるような気が…しないではない…かもですね…。

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【3枚の名盤を解説】ドビュッシー:レントより遅く

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サンソン・フランソワ:ピアノ

アルパカのおすすめ度★★★★☆

「ココロニクイ」名盤ですね。

 それこそ、「あいまいさ」の中に、デカダンス的なカッコよさや、タバコの香りが、「キツく匂わない」程度に匂ってきます

「…?」…て、感じたアナタ、ぜひ、聴いてみてくださいね♫

ミシェル・ベロフ:ピアノ

アルパカのおすすめ度★★★★☆

淡々とした音運びの中に「退屈感」が、漂います

でも、その退屈感は、「ツライ1日の終わりの、束の間の時」に効く(聴く)のですよね。

この音に耳を寄り添わせることで、ふと、疲れの一部がポロリと取れていく感覚がある名盤。

部屋の電気を、ゆっくり消して、月明かりの中で、まったり聴きたい

そんな名盤でもありますね。

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ジャック・ルヴィエ:ピアノ

アルパカのおすすめ度★★★★☆

ちょっと無口で、語りすぎることがない。

でも、その、ほんの少しの語りがとても優しい感じの名盤。

そんな、ドビュッシーって、ドビュッシーらしくていいですよね。

「レントより遅く」というよりは、「レント」そのものに近い速さかも…

でも、語りすぎない「語り」が、「レントより遅く」感じさせてくれますよ。

もしかしたら、このあたりの弾き方がドビュッシーのニュートラルかも…との感想が持てます。

そんな名盤ですね。 

【解説と名盤、まとめ】ドビュッシー:レントより遅く

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さて、ドビュッシー:レントより遅くの、名盤のオススメと、解説はいかがでしたか?

ちょっとオシャレな、フランスの作曲家ドビュッシーのココロニクイ1曲。

不安とか、生きていくこと、そのものへの怖さで、心が落ち着かない

そんときは、ドビュッシー:レントより遅くでも聴いて心をデフォルト(標準)に戻すときに、効(聴)きますよ〜♫

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

たくさんな、楽しみが満喫できる。

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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