アルパカと聴く幸福なクラシック

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モーツァルト:ピアノソナタ第7番【解説と名盤2選】恋心が生んだ可愛らしいソナタ

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可愛らしい

あの娘につくる

美しソナタ♫

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若きモーツァルトの感性キラリ…。

 

さて、今回はフレッシュで優しい1曲モーツァルト:ピアノソナタ第7番解説とおすすめ名盤を紹介です。

 

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【解説】モーツァルト:ピアノソナタ第7番

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モーツァルト:ピアノソナタ第7番《デュルニッツ》についてのこんな解説があります。  

彼にはひとりの娘さんがいて、ピアノをとてもかわいらしく弾きます。ぼくは彼女とすっかり親友になりたくて、彼女のために今ソナタを一曲書いています。彼女は15歳で、とても美しく、かわいい娘さんです。(中略)彼女はアンダンテ(けっして速くなってはならないのです)をこれ以上考えられないほどの感情をこめて弾きます

出典:アンリ・ゲオン 著「モーツァルトとの散歩」p100より引用

解説の冒頭の「彼」とはマンハイムの宮廷楽長であり作曲家でもあったクリスティアン・カンナビッヒのこと。

モーツァルトはカンナビッヒの娘であり教え子でもあった、ローザのためにピアノソナタ第7番を作曲します(第9番K311という説もあり)。

多くの女性に恋心を抱くことしきりだった頃のモーツァルトですが、果たしてローザ嬢に対しては特別な感情はあったのでしょうか。

気になるところです。

ただ音楽家としてのモーツァルトは「宮廷楽長の娘の先生」となれば申し分ないキャリア形成にはなったかとは思います。

ピアノソナタ第7番を作曲の頃のモーツァルトは、ピアノソナタ第8番第9番も作曲しています。

明るくて朗らかな第7番、第9番そして、短調の名曲とも言えるピアノソナタ第8番と連続して作曲。

どの曲も若々しくもフレッシュな感性に満ちた名曲と言えます。

 

【各楽章を解説】モーツァルト:ピアノソナタ第7番

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それでは、各楽章について解説します。

モーツァルト:ピアノソナタ第7番は第1楽章から第3楽章までの3曲で成り立っています。

第1楽章 アレグロ・コン・スピリート(活き活きと速く)

ダン、ダン、ダ〜ン、ダララ…♫

元気よく始まるとともに続く…

タン、タン、タ、タララ、タラララ、タララ…♫

タン、タン、タ、タララ、タラララ、タララ…♫

タン、タタタタ、タン、タタタタ…♫

なんとも軽快に展開していくモーツァルト:ピアノソナタ第7番。

なんとも楽しくチャーミング!

なんとも愉快にスタッカート!

さあさ喜ぼ、朗らかに

さあさ歌おう、ローザのために

ピアノはじけて、よきよきソナタ♫

 

第2楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・アダージョ(歩く速さ、やや遅く)

想う気持ちが歌になる…

ピアノの声で歌になる…

歌は届くよ、どこまでも…

ピアノ歌うよ、いつまでも…

優しい想いが歌になる

 

第3楽章 ロンドー:アレグレット・グラツィオーソ(やや速く優雅に)

はずむよ、はずむ

ピアノは、はずむ

 

はずむ気持ちと

ピアノは、はずむ

 

はずむは、しるし

うれしいしるし

 

はずむは、しるし

ゆかいな、しるし

 

ケラケラ笑って

うれしくて

 

コロコロ転んで

寝転んで

 

太陽たくさん吸い込んで

 

はずむよ、はずむ

ピアノは、はずむ

 

【名盤2選の感想と解説】モーツァルト:ピアノソナタ第7番

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イングリット・ヘブラー:ピアノ

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

ヘブラーのモーツァルト:ピアノソナタ第7番ほど「ピアノソナタ第7番」である名盤はありません。

とってもチャーミングで、優しくて

ほどよくはずむピアノがこれほど心地良いモーツァルト:ピアノソナタ第7番は、なかなか見当たらない(聴き当たらない)のですよね。

きっと「モーツァルト自身が聴いたら聞き惚れちゃう」そんなレベルの名盤なんじゃないかと想像しちゃう。

そんなどこまでも微笑ましいモーツァルト:ピアノソナタ第7番の名盤です。

 

マリア・ジョアン・ピリス:ピアノ

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アルパカのおすすめ度★★★★☆

【名盤の解説】

洗練された才気のようなものがあって、また程よい叙情も加わっているため心地よく聴ける名盤です。

柔和なモーツァルト:ピアノソナタ第7番の演奏にしては華やかに過ぎる感が無くはないですが女性ピアニスト特有のタッチの細やかさを感じます。

洗練されたモーツァルトが好みの方にはおすすめの名盤です。

キラリ光る感性が存分に楽しめる名盤とも言えると思います。

 

【まとめ】モーツァルト:ピアノソナタ第7番

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さて、モーツァルト:ピアノソナタ第7番の解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

 

マンハイムの宮廷楽長カンナビッヒの令嬢ローザに恋して作曲…したわけではないかもしれませんがなんだかチャーミングな名曲。

モーツァルト:ピアノソナタ第7番は若きモーツァルトのキラリと光る感性とともにどことなく思いやりの気持ちも感じられる名曲です。

 

ぜひ一度味わってみてくださいね。

 

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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