アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

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モーツァルト:交響曲第39番【解説と3枚の名盤|感想】優美なのに勇ましい名曲!

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力強さと

優美な魅力!

その扉を開くは、今!!


(第1楽章)

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モーツァルトの三大交響曲への入り口にして、バランス系の名曲!!

 

  • 女神的優美さの40番!
  • 男神(おがみ)的な力強さの41番!

では、

 そのはじまりの39番は!?

まるで、

  • 優美な男神(おがみ)!!

 

さて、今回は、バランス良くって美しい♫

モーツァルト《交響曲第39番》、解説とおすすめ名盤を紹介です。 

【解説】モーツァルト《交響曲第39番》


モーツァルト《交響曲第39番》のこんな解説があります。  

モーツァルトは、生活面では貧困と惨憺たる結婚生活で厳しいものとなったが、元はといえば自ら蒔いた種。自由の代償だったのであって、それが生命を縮める直接原因となったとしても、創造活動の上では信じ難いほどの豊かさを示しているのである。第39、40、41番は(中略)三大交響曲"と敬称されている。

出典:諸井誠 著 「交響曲名曲名盤100」P40より引用

 交響曲第39番を作曲時のモーツァルトの貧困状況はひどいもので、家賃を安いものにしようと2度の引っ越しをしています。

また、裕福な商人である友人へのたび重なる借金の依頼も手紙にしたためています。

それも4年の間に20通も送っていたことがわかっています。

1788年、この貧困状況をなんとかしようと予約演奏会を当てにして書かれた交響曲、それが39番をはじめとしたモーツァルトの三大交響曲でした。

しかし、この三大交響曲がモーツァルトの生前に演奏された記録は残っていないのです。

つまり、報酬の全く伴わなかった、この三大交響曲が「創造活動の上では信じ難いほどの豊かさを示している」から驚きなのですね。

 

また、交響曲第39番の特徴として言われることは、その序奏です。

モーツァルトの交響曲で序奏がつくのは、

この

  • 交響曲39番と、

これ以外に、

  • 第36番《リンツ》
  • 第38番《プラハ》

が有名です。

どの曲も、その後の展開を想像させてくれる素晴らしい序奏ですが、特に第39番は堂々としていて勇ましい曲調になっています。

このことは「ハイドンの交響曲」の序奏部と比較されることが多いです。

ただ交響曲第39番を作曲中の頃はモーツァルトの名作オペラが続々と作曲されていた時期でもあります。

「オペラの壮大なドラマ性」を交響曲にも取り入れたいと、モーツァルトが考えたということも想像にかたくありませんね。  

【各楽章を解説】モーツァルト《交響曲第39番》

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それでは、各楽章について解説したいと思います。

モーツァルト《交響曲第39番》は第1楽章から第4楽章までの4曲で成り立っています。

第1楽章 アダージョ:アレグロ(ゆっくりと:速く)

まぶしく展開する、「まるでオペラ」な序奏♫

天上の世界から、おごそかに降臨したるは神々の集った美しき軍団!!

 

そして、

序奏が終わると、ペガサスのひく2輪の馬車がその風とともに黄金の羽根が地上に、落ちて…

 

舞い上がり…

舞い上がり…

舞い上がり…

 

そんな輝かしい情景を思います!

 

第2楽章 アンダンテ・コン・モート(歩く速さで、動きを付けて)

静かに舞い踊るような曲調は「バランス系」な交響曲第39番の優美さの象徴とも言えそうです。

途中に憂いを帯びた曲調になります。

これがモーツァルト《交響曲第39番》の一瞬のぞかせる激しくも悲しい感情を表現した部分ですね。

そして、その後…もとの優美さを取り戻しながら展開し曲を終えていきます。 

第3楽章 メヌエット:アレグレット

  • 楽しくて 
  • うれしくて
  • ノリノリで…

そんな曲調の1曲です。

堂々としていながらも愉快で、体も思わず踊りだします。 

第4楽章 フィナーレ:アレグロ

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神々が、広大な空の中を「風切って駆け抜けていくさま」を思います。

  • 限りなく透明で…
  • 青く…

そして、

  • 美しい…

ペガサスが引く2輪の馬車の群れ!

その勇壮な装飾の神々の軍団は天上へと凱旋する!!

 

「さあ、思い切り手を広げて空を見上げよう!!」

 

堂々として美しい、モーツァルト《交響曲第39番》の感動的なフィナーレです。。。  

【3枚の名盤の感想と解説】モーツァルト《交響曲第39番》

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オットマール・スイトナー:指揮 スターツカペレドレスデン  

 

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

優美で雅(みやび)やか…。

このモーツァルト《交響曲第39番》における香り豊かな名盤です。

まるで、春のそよ風がほほに触れたときのような心地よさと言えますね。

随所に気品があふれる美しくもうれしい気持ちを与えてくれる名盤です。

 

カール・ベーム:指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  

 

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アルパカのおすすめ度★★★★★

【名盤の解説】

ドッシリとした、

  • 構築感
  • 勇ましさ

そして、

  • 麗(うるわ)しさ…

少し厳(いかめ)しさは感じるかもしれませんが、これが本来のモーツァルト《交響曲第39番》の持つ特徴をよく表している名盤とも言えそうですね。

もちろんカール・ベームのモーツァルト愛が伝わってくる歌ごころも満載です。

バランスの良いモーツァルト《交響曲第39番》における「バランスの良い名盤」…ですね。

 

ニコラウス・アーノンクール:指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 

 

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【名盤の解説】

古楽器の持つ「どこか不器用な音」で展開する「素朴な元気さ」が感じられる明るい基調の名盤です。

アクセントの強めの演奏は、意外とモーツァルト《交響曲第39番》には合ってるかも…。

第3楽章のメヌエットの快速さも心地よくってノリがいいですね…。

そんなとても個性的であり、また勢いも感じる名盤です。 

 

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【まとめ】モーツァルト《交響曲第39番》

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さて、モーツァルト《交響曲第39番》の解説とおすすめ名盤はいかがでしたか?

  • 力強さ!
  • 優美な魅力!

 

そんな特徴のモーツァルトの三大交響曲、はじまりの《交響曲第39番》はバランスのいい聴きやすい1曲です。

ワクワクした気持ちで楽しく聴きたいですね。 

 

 

 

 そんなわけで…

 

『ひとつの曲で、

 

たくさんな、楽しみが満喫できる。

 

それが、クラシック音楽の、醍醐味ですよね。』

 

今回は、以上になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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