透明な憂うつさと寄り添う時の優しさとがないまぜになった名曲ですね!チャイコフスキー:弦楽セレナードは「憂うつなメロディ」と「切なさやツラさ」が感じられますね。それでも、テレビのCMではBGMなどに、使われることがあります。それはやっぱり、「透明…
エキゾチック要素、満載!太陽のような明るさと、かすかに感じる哀しみと…。ハンガリーの民族舞曲、チャールダーシュ。 これを聴いて非常に感動したブラームスは、110冊ものチャールダーシュの楽譜を集めました。そして、この中からメロディの素晴らしい部分…
午後のひとときひっそりと楽しい夢みて、遊ぼうよ…。あたたかく、よく晴れた午後のお昼寝。最高に気持イイですね!ギリシャ神話に登場する「パーン」という神さまも、お昼寝が大好き。そして、その姿は、額には、ヤギのような2本の角アゴには口ひげ2本の足は…
メロディよければ心地いい!もっとシンプルに「春」楽しもう!!「シューマンはオーケストレーションがイマイチ…。」 そんな特徴、あるいは意見があります。 オーケストレーションとは、様々な楽器の持つ「性格」や「特徴」を理解して、効果的に音楽を作り上…
「アラジンと魔法のランプ」、「シンドバッドの冒険」、「アリババと40人の盗賊」誰もが知っていて、誰もがワクワクした思い出のある物語!!これ、実は、あるひとりの勇気ある王妃の語り続けた物語であったってご存知でしたか?サーサーン朝ペルシャの時代…
燃える緑が、グングン色づく力強さを感じる1曲!「新緑が元気に、生い茂っていくような、新鮮な感動」モーツァルトの思いも反映してか、明るくて元気な、希望に満ちたメロディに満ち満ちていますね。
エスプリの効いた音楽が多いプーランクの「寂しさ」を含んだ「優しい」1曲プーランク:愛の小径(こみち)は3分ほどの短い歌です。とても心に残るメロディで作られたプーランクの名曲だと思います。この可愛らしさは、その歌詞にもあらわれています。まずは…
時代の変化の中、何度だって「復活」をとげる!だって、これぞ、宇宙的なる音楽詩篇!!2003年、日本では平原綾香が、ジュピター(木星)を歌ったことで、有名になりましたね。何度も復活を遂げる不屈の名曲!それが、ホルスト:組曲「惑星」なのです!!
そのしなやかな悲しみは、どこから来るの、おもむろに。憂いをおびた女神の横顔。 モーツァルト「交響曲第40番」は、 後述する小林秀雄先生の言葉にあるように、 「悲しく」ありながら、「透明」で、「しなやかな鋼鉄」のよう。 そして、音楽のはしばしにま…
弾(はじ)けるような感情と、憐(あわ)れみ深いあたたかさ、たくさんの変化が楽しめる名曲ですね。ロシアの作曲家チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」は、「さみしさ」や「つらさ」や「やるせなさ」の要素を含みます。けれども、そこから一転!「ズバ…
夜の孤独のためいきと、深い癒(い)やしのすき間には、こんな音楽、流れてる…♬「恋人を想う」心の情景をテーマにした曲♬そんなイメージの強い曲ですが、実際には、もう少し深くてブルーな心の背景をもとに作曲された形跡がありますね。1830年11月、20歳のシ…
オーケストラの魔術師の面目躍如!弾むリズムに心、踊らそう!!「コラ!われ!」 そう言われて、振り向くと、「ここ、数値、入力が間違っとるやんけ!!」と、間髪入れずに、たたみかけてくる上司がいるではありませんか。
有名な音楽家バッハと、同時代に生きたカイザーリンク伯爵。ドレスデンの宮廷に駐在しており、ロシア公使であった、このカイザーリンク伯爵は、日々の激務のため、極度の不眠症におちいっていました。当時、このカイザーリンク伯爵に仕えていたバッハの弟子…
名盤解説。こんこんと湧き出る泉に触れてみよう。このメンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」の抜けるような透明感のある曲はある意味、少年時代特有の純粋な心があってこそ書けたのかなとも思ってしまいます。美しく澄んだ、こんこんと湧き出る泉を思わせる2つの…
名盤の解説。差し込むバルコニーで、明るく、澄んだ風を感じようアルパカが「書く」ときに、聴きたい音楽は、小規模な編成の音楽を好みます。「書く」といえば、昔のイメージでは、様々な本が積み上がり、また、散らかりまくった部屋の中。ボサボサの髪をか…