アルパカと聴く幸福なクラシック

クラシック音楽が大好きなアルパカが名盤を解説します。曲のなりたちや魅力、おすすめの聴き方もお伝えしますよ♫

春に聴きたい【おすすめクラシック15選】ピアノと合唱、オーケストラ

グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミーラ》序曲【解説と3枚の名盤|感想】さらわれた姫を救え!1曲の冒険活劇

名盤解説。「『邪悪な魔法使い』チェルノモールに連れ去られたリュドミーラ姫を救いだせ!ルスラン!!」 「ルスランとリュドミーラ」は婚約者であるリュドミーラ姫を救わんと立ち上がる騎士ルスランの物語です。スヴェトザール宮殿の大広間、騎士であるルス…

ハイドン:交響曲 第101番《時計》第2楽章【解説とおすすめ名盤の感想】時計のリズムに心踊らせよう

名盤解説。「第2楽章の『チク、タク。チク、タク。』と刻まれる時計の秒針のようなリズムからこの交響曲のことを「時計」と呼ぶことになったのですよね。」 ふだん何気なく空間をさまよう時計の針の音ですが、ふと耳をすませば、「『時』の奏でる音楽」に聴…

シューベルト:交響曲第5番【感想と名盤解説|聴き比べ】萌える四葉に元気をもらえる1曲 

名盤解説。「まさしく萌えいづる若葉のイメージですね。草原の緑、泉から湧き出る透明で清冽な水。」 ちいさきお花や草たちが楽しく語らいながら笑ってる。 そんな中、吹いてく風がおとずれて、「ぼくもまぜて」となでていく。 そんな草原の物語りが展開して…

マーラー:交響曲第7番《夜の歌》【感想と名盤と解説】寂しい夜に聴く癒やしの1曲

名盤解説。「誰にだって寂しい夜はあるものです。そんな時には『共感してくれる人』がその寂しさを癒してくれるものです。」 されども、そんな人さえ、見当たらない時に、寄り添ってくれるのが音楽というもののありがたさですね。 第2楽章と第4楽章の「夜の…

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲《春》【感想と名盤の解説】この1曲で『春』のおとずれを喜ぼう

名盤解説。「ヴィヴァルディ『春』は、ほがらかで、気持ちのいい、まさしく春の風にのって漂う花の香りのような一曲ですよね。 」 「春はおとずれた。小鳥は楽しみ、春を祝い、歌っている。小川はせせらぎ、風をなで、そして、いっしょに踊ってる。雷は耳を…

チャイコフスキー:偉大な芸術家の思い出のために【感想と名盤と解説】別れの時に聴く11の変奏曲

名盤解説。「悲しさや、さみしさを感じさせるメロディ」で、チャイコフスキーのルービンシテインにたいする深い友情が伝わってきて、とても心にしみる一曲です。 胸のうちは、空っぽで、友のいない時と空間のなかで、ただただ喪失感に打ちひしがれる心情が伝…

タレガ:アルハンブラ宮殿の思い出 【ギター曲の感想と名盤の解説】

『超絶技巧のギター曲』 そんなたとえがピッタリはまる舌を巻く一曲であり、またどこか憂いをおびた響きのある一曲ですね。 技術的にも、トレモロ奏法と言って、右手の薬指と中指、人さし指を使って素ばやく小きざみにメロディを奏でて、親指で伴奏をすると…

プッチーニ:わたしのお父さん【感想と名盤と解説(ジャンニ・スキッキ)】好きな人への気もちをのせて

名盤解説。「少女ラウレッタが、自分の父親のに、恋人への想いをせつせつと歌う」というものです。 「恋する気持ちとその想いが『歌』のカタチに結晶化した1曲ですね。」 大富豪のブオーゾは息を引き取ります。 その周りをかこむ親戚たちは涙をぬぐいながら…

モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第34番【感想と解説とおすすめ名盤】春をみつける喜び

名盤解説。「みずみずしく春の風のようなやさしい衣装をまとったかのようなメロディは『モーツァルトの歌そのもの』あるいは『おさな子のような純粋な心』のひびきという感じですね。」 ピアノとヴァイオリンが、会いました。 そしたら、歌い始めます。 ふた…

ドビュッシー:月の光【感想とおすすめの名盤3枚の解説】静かな夜に、いやしの瞑想曲

名盤解説。「品があって、まるで瞑想を思わせる静けさをともなった素晴らしい一曲です。『ベルガマスク組曲』は全体としても素敵な一曲ですね。」 ある秋の夜、ひとり部屋にたたずんでいると「りりり、りりりり」と虫の声。 カラカラと窓を開けてその声に耳…

ベートーヴェン:交響曲第6番《田園》【感想と3枚の名盤も解説】心をスッキリ晴れやかに

名盤解説。「非常に美しく、自然が大好きなベートーヴェンらしい壮大な一曲に仕上がっていますよね」 さまざまな小鳥たちがなき始め、太陽はあかるく田園を照らしはじめます。 「さあ、すばらしき一日のはじまりだ!」と草木や動物たちも太陽の恵みを受けい…

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー【その意味|感想とおすすめ名盤解説】ジャズ要素満載!退屈を吹きとばすクラシック

名盤解説。「ジャズの要素をふんだんに取り入れながらノリのいい楽しい楽曲に仕上げられています。」 「クラシック音楽なんて退屈で聴いてられないぜ」という方でも、 「そんな退屈、吹き飛ばす名曲、ありますぜ!」 と言える曲。 曲のはじめに、いきなりク…

モーツァルト: ポストホルン・セレナード【感想とおすすめ名盤も解説】1通のありがとうを届けたい時に…

名盤解説。「明るくて元気な「セレナード」らしい「セレナード」と言えると思います。」 ポストホルンの音は当時の人にとって、嬉しくて、こころ踊るものだったのかもしれません。 その、「嬉しくて、こころ踊る思い」がカタチになったのかもしれないなと思…

プロコフィエフ:組曲《キージェ中尉》【3枚の名盤と感想|物語解説】壮大なるウソの物語

名盤解説。「全体的に、とても明るく、楽しい基調で書かれていて、メロディも親しみやすい名曲です。」ウソの上にウソを塗り固めたがゆえに「ひとりの空想の英雄」が大活躍してしまったという「壮大なる『ウソ』」の物語はおひとついかが? トランペットが静…

 

 

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